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マイベスト海外ドラマ30【2020年11月版】

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 今回は、私がこれまでに観てきた海外ドラマ100作品以上の中から、本当に好きな30本をランキング形式でまとめてみました。あくまでも「おすすめ」ではなく、私の「好き」です。一般評価は関係ありません。それでは、2020年11月時点で、私が最も好きな海外ドラマ30作品を一挙に紹介していきます!

※欲を言えば、すべて同率1位にしたいぐらいなのですが、それではさすがに意味がないですよね。現時点の気分で順位付けをしています。明日には変えたくなるかも笑

 

↓最新版オールタイムベスト

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マイベスト海外ドラマ30~21位

第30位『アントラージュ★オレたちのハリウッド』

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 HBOのヒットドラマ『アントラージュ』は、若手スターのヴィンセント・チェイスとともに、私たちをハリウッドの世界にいざなってくれます。映画の企画が山のように現れ、すぐにたち消えるこの街で生き残るのは一筋縄ではいきません。熱血エージェントと一緒にハリウッドの荒波に乗ろうぜ!

関連記事:海外ドラマ『アントラージュ★オレたちのハリウッド』~圧倒的なリアリティで描かれる映画制作の裏側~

 

第29位『ガール・ミーツ・ワールド』

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 ディズニーチャンネルのドラマ『ガール・ミーツ・ワールド』を今見て面白いかはわからないけど、心のドラマとして忘れがたい一本。小中学生のときにはDlifeでディズニードラマをよく見ていたのですが、特にこれは良かったなぁ。基本はコメディで、友情や家族の絆がメインテーマなのですが、いじめだったりアイデンティティの話だったりと、意外と奥が深いのが魅力です。

 

第28位『ウエストワールド』

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 近未来のテーマパークを舞台に、AIの反乱を描くSFドラマ『ウエストワールド』。哲学的で難解なストーリーと壮大な映像は、非常に見応えがあります。機械は自己を持つことが出来るのか?自由意志とは何なのか?といったテーマは、現代科学の最先端の疑問の一つでもあり、これらの問いについて深く考えてみるきっかけにもなります。

 

第27位『ホワイトカラー』

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 元詐欺師がFBIとともに知的犯罪に挑むドラマ『ホワイトカラー』。事件捜査ものですが、殺人事件は基本的に扱われず、華麗に詐欺事件の犯人を捕らえていきます。ニール・キャフリー(マット・ボマー)のカッコよさもさることながら、FBI捜査官のピーターやニールの仲間のモジーなど、魅力的な登場人物が多いのも良いところです。

  

第26位『ビッグバン・セオリー』

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 全米No.1ヒットドラマ『ビッグバン・セオリー』。私自身が物理学を専攻しているということ、また『ドクター・フー』などのオタクな部分があるため、個人的な思い入れもある作品です。そろそろ、シェルドンの部屋のホワイトボードをちゃんと計算してみようかな?バジンガ!

 

第25位『ハイっ、こちらIT課!』

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 最近は、イギリス製の尖ったコメディドラマにハマっています。会社のIT課という、一見すると何の変哲もない場所で繰り広げられる『ハイっ、こちらIT課!』では、とんでもないブラックジョークとナンセンスが爆発しています。イギリスらしい独特のユーモアに病みつきです。

関連記事:英国コメディ『ハイっ、こちらIT課!』シーズン1~イギリス版ビッグバンセオリー~

 

第24位『VEEP/ヴィープ』

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 政治コメディの『VEEP/ヴィープ』は、シットコムと風刺劇を見事に融合させていて、毎回大笑いさせてくれます。特に、シーズン3あたりから政治的な駆け引きも行われ、単なるコメディの枠には収まらない面白さを見せてきます。一方で、『VEEP/ヴィープ』の話と今年の大統領選がいくつもの点(郵便投票の話など)で奇妙に一致してしまうのは、そら恐ろしくもあります。

関連記事:海外ドラマ『VEEP/ヴィープ』感想~これがセリーナ式ドタバタ政治だ!~

 

第23位『華麗なるペテン師たち』

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 登場人物だけでなく、観ている者も騙されてしまうのがコンゲーム(詐欺師もの)の醍醐味。『華麗なるペテン師たち』では、そんな騙される楽しみを毎回味わえます。スタイリッシュな雰囲気に彩られた騙し騙されの物語には、思わず釘付けになります。

 

第22位『ザ・ボーイズ』

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 スーパーパワーを持つ人が聖人のような人とは限らないのでは?むしろ、その力を自己の利益のために使う方がありそうな話ではありませんか。『ザ・ボーイズ』の世界では、スーパーヒーローはクソ野郎なので、彼らをぶちのめさなければいけません。今年公開されたシーズン2では、風刺要素がさらに痛烈になり、ヒーローたちのクズっぷりもパワーアップ。こんな挑戦的なドラマは、他にありません。

関連記事:ドラマ『ザ・ボーイズ』シーズン2ネタバレ感想~フハハハハ~

 

第21位『ダーク・マテリアルズ』

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 『ライラの冒険』をドラマ化した『ダーク・マテリアルズ』は、壮大な世界観を見事に実現させた、最高にワクワクする作品です。鋭い眼差しがカッコいい主演のダフネ・キーンは、今後の活躍を最も期待している子役でもあります。声がイケメンすぎる鎧グマのイオレク・バーニソンとともに、いざ北極へ!

関連記事:海外ドラマ『ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤』~世界を賭けた壮大な冒険の始まり~

 

マイベスト海外ドラマ20~11位

第20位『メンタリスト』

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 チャーミングな元サイキックが事件を解決していく、大人気ドラマ『メンタリスト』。パトリック・ジェーンの飄々としたキャラクターの面白さに加えて、毎回鮮やかに犯人を欺いてしまうのが見所。ジェーンは、人の見なりから性格を見抜いてしまうのですが、これは現代版シャーロック・ホームズのようでもあります。

 

第19位『バーン・ノーティス』

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 『バーン・ノーティス』は、私が初めて完走したドラマであり、原点とも言える海外ドラマの一つです。マイアミの明るい都市を舞台に、元スパイと訳アリの仲間たちが人助けをしていくので、基本は楽しいドラマです。でも、アクションは意外に本格的。スパイのストーリーになるとシリアス度が増すなど、緩急のある展開も見所です。 

 

第18位『ブロードチャーチ』

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 『ブロードチャーチ』は、英国クライムドラマの面白さをぐっと詰め込んだ一作です。ある田舎町で起こった少年殺人事件は、やがて街の暗部を次々と暴いていきます。個性的な2人の刑事の活躍を楽しみながらも、英国ドラマらしい展開にはやはり胸が苦しくなります。でも、この味わいが好きなんです。

関連記事:英国ドラマ『ブロードチャーチ 殺意の町』シーズン1感想~悲劇の全体像を臨む~

 

第17位『ドクター・フー』

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 主人公のドクターは、人間のように見えて人間ではありません。時空を旅することの出来るタイムロードという宇宙人です。彼は、エキセントリックで楽しい人物である反面、地球以外の生命体からは「虐殺者」として恐れられています。そんな複雑なキャラクターに、タイムトラベルを最大限活用したストーリーも合わさった『ドクター・フー』は、最高にファンタスティックなSFドラマです!

関連記事:ネタバレ禁止よ!『ドクター・フー』シリーズ5感想解説

 

第16位『名探偵モンク』

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 あまりにも多くの強迫神経症を持つエイドリアン・モンクにとって、外の世界は危険がいっぱい。それでも事件捜査になると、誰にも真似できない推理力を発揮します。私が知る限り、『名探偵モンク』はアメリカドラマの中では数少ない、本格ミステリーの面白さを実現している作品です。キャラクターの魅力と推理の面白さの両面で、群を抜いています。

 

第15位『バビロン・ベルリン』

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 『バビロン・ベルリン』は、1930年頃の陰謀渦巻くベルリンを舞台にしたドイツ製ドラマです。この時代と舞台設定は、私にとってはあまり馴染みのないものでした。それでも、当時の空気感が伝わり、怪しさと煌びやかさが混じった独特の雰囲気は他には見られないもので、あっという間にその虜になってしまいました。

関連記事:『バビロン・ベルリン』シーズン1感想~怪しさと華やかさが織りなす世界へ~

 

第14位『エクスパンス』

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 最も気骨あるSFはハリウッド映画ではなく、テレビドラマにありました。『エクスパンス~巨獣めざめる~』は、作りこまれた世界観や謎の多いストーリーなど、SFファンを歓喜させる要素が盛りだくさんです。2020年は大作映画がほとんど公開されなかったのですが、それでも『エクスパンス』があれば生きていけます。

関連記事:ついに現れた本格SFドラマ『エクスパンス~巨獣めざめる~』シーズン1

 

第13位『ブレイキング・バッド』

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 これは、冴えない中年男ウォルター・ホワイトの物語なのか。それとも、帝王ハイゼンベルクの物語なのか。『ブレイキング・バッド』では、ウォルターが悪の道に堕ちていく過程を、ブライアン・クランストンの圧倒的な演技力と、細部まで練られた巧妙な脚本で描きだします。海外ドラマの神髄、ここにあり。

関連記事:海外ドラマ『ブレイキング・バッド』感想~私の名はハイゼンベルク~

 

第12位『マインドハンター』

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 FBI行動科学課の創設時の物語である『マインドハンター』では、凶悪犯罪者を通して人間の闇を垣間見ることになります。日常生活で人間の闇に堕ちた人に会うことはあまりないかもしれませんが、誰の心にも闇はあるのかもしれません。闇の深淵で立ち止まれるか否か、それだけの違いです。そういう意味でも、『マインドハンター』は非常に興味深い物語です。

関連記事:Netflixドラマ『マインドハンター』シーズン1紹介&感想~理解不能を理解する~

 

第11位『CHUCK/チャック』

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 家電量販店の店員の頭に機密情報がダウンロードされ、スパイの世界に入ることになっちゃった!? 何気に器用なチャック、セクシーなスパイのサラ、堅物だけど頼れるケイシ―、いつも邪魔するモーガン、忘れちゃ困るぜジェフスターなどなど、全キャラが愛おしい。それでいて、アクションシーンでもちゃんと魅せてくれます。最高のコメディドラマです。

 

マイベスト海外ドラマ10~1位

第10位『ゲーム・オブ・スローンズ』

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 世界中で、数多の者の睡眠を奪ったこのドラマ。私もその一人です。壮大な世界観と驚愕の展開の数々に心を奪われてしまいました。結果、一週間で最終話に到達。これほどのドラマがこの世に誕生したことは、映画・ドラマ界にとっても一つのターニングポイントとなったことでしょう。ちなみに、私はティリオン推しです。

関連記事:HBO『ゲーム・オブ・スローンズ』感想~史上最強のエンターテインメント~

 

第9位『ベター・コール・ソウル』

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 『ブレイキング・バッド』に登場した弁護士ソウル・グッドマンの前日譚。ジミー(ソウルの本名)は、とても人間臭いキャラクターで、わがままなところもあるけど見守っていくなってしまいます。『ベター・コール・ソウル』は、『ブレイキング・バッド』の映像センスはそのままに、ユーモアと人間ドラマをプラスしたような内容で、むしろこっちの方が私の性にあっているのかなと思います。

 

第8位『キング・オブ・メディア』

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 今年のエミー賞&ゴールデングローブ賞を受賞した、今最も熱いドラマ『キング・オブ・メディア』。金持ち一家の後継者争いという古くからあるテーマを扱いながらも、強烈なブラックユーモアを交えた予測不能の展開に目が離せません。特にシーズン2の面白さは凄まじく、シーズン3以降もこのクオリティで仕上げてくるならば、間違いなく史上最高のドラマの一つになるでしょう。

関連記事:海外ドラマ『キング・オブ・メディア』のここが凄い!その魅力を徹底解剖

 

第7位『シリコンバレー』

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 『シリコンバレー』は、その名から想像される通り、ITベンチャー企業の奮闘を描いたコメディドラマです。アガリ症のCEOやサタニストのシステムエンジニアなど、登場人物全員がキャラが立っていて、コアなITネタもふんだんに盛り込まれているので、ずっと笑っていられます。それだけでなく、ベンチャー企業らしく大成功や大失敗をする展開には、ワクワクさせられます。早くファイナルシーズン観てぇ~~!

関連記事:海外ドラマ『シリコンバレー』愛を語りたい Always Blue!

 

第6位『SHERLOCK/シャーロック』

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 全世界でヒットした現代版シャーロック・ホームズ譚。エキセントリックなシャーロックと、いざというときに頼りになるジョンの友情が熱い!最新機器を使った展開は斬新で、クセのある悪役たちとの対決には釘付けになります。昔ながらの正統派ミステリーを華麗に蘇らせた画期的な作品です。

 

第5位『シックス・フィート・アンダー』

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 誰であれ、人の死から逃げることは出来ない。しかし、私たちは生きていかなければいけない。なぜ?葬儀屋一家を主人公とする『シックス・フィート・アンダー』は、生と死にまつわる究極の問いを提示する挑戦的なドラマです。その最終回はあまりにも素晴らしく、一週間ぐらい余韻に浸っていました。

関連記事:人生を目の当たりにするドラマ『シックス・フィート・アンダー』紹介&感想

 

第4位『刑事モース』

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 主任警部モースの若い頃を描くスピンオフ。繊細で女性の扱いに慣れていないという点などで、従来のモース像とは一線を画すものの、オペラが好きなところや冴えわたる頭脳はそのまま。毎回、モースによって事件が論理的に解決されていく様は美しく、オックスフォードの街並みが、その知的で優雅な雰囲気を高めています。

 

第3位『THE WIRE/ザ・ワイヤー』

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 5シーズンに渡ってボルティモアの街を徹底してリアルに描き出すドラマ『THE WIRE/ザ・ワイヤー』。私はこのドラマを観て、現代アメリカに対する認識を根本から変えさせられ、現実社会の見方が一変しました。数々の魅力的なキャラクターや巧みな脚本によって、エンターテインメント性も超一級でありながら、社会問題を鋭く問いかけてくる『THE WIRE/ザ・ワイヤー』は、まさに規格外の傑作です。

関連記事:なぜ『THE WIRE/ザ・ワイヤー』は史上最高のテレビドラマと言われるのか? - 海外ドラマパンチ

 

第2位『FARGO/ファーゴ』

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 雪景色の田舎町で起きた小さな事件。それは、あれよあれよの間に大事件になってしまう……。『FARGO/ファーゴ』では、どのエピソードでも予測不能の展開が起きてしまい、雪だるま式に事態が悪化します。冷静に考えればとんでもない悲劇なのですが、なぜか笑えてきてしまうユーモアセンスは天下一品です。

関連記事:

海外ドラマ『FARGO/ファーゴ』シーズン1~シニカルな笑いが効いた秀作~

海外ドラマ『FARGO/ファーゴ』シーズン2~悲劇は加速する~

海外ドラマ『FARGO/ファーゴ』シーズン3~「真実」の物語とは~

 

第1位『TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ』

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 『TRUE DETECTIVE』シーズン1ほどの衝撃を受けた作品は他にありません。ダークでじめっとした映像、人間の闇を描く巧みな脚本、悪の深淵を巡る人々を描写する演技。全てにおいて、この作品は完璧です。私は以前は映画の方をよく観る人間だったのですが、『TRUE DETECTIVE』S1を観たときには、映画を凌駕するクオリティに圧倒されました。そこから、今のように多くの海外ドラマを観るに至っています。

関連記事:

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刑事ノワールの秀作『TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ』シーズン2

時間は螺旋に渦を巻く『TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ』シーズン3

 

まとめ

 最後に、もう一度マイベスト海外ドラマ30をまとめておきます。括弧内には、各作品が放送されたネットワークが書いてあります。意外とネットワークで分類すると、その人がよく見ている海外ドラマの傾向がわかったりします。

 

1位『TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ』(HBO)

2位『FARGO/ファーゴ』(FX)

3位『THE WIRE/ザ・ワイヤー』(HBO)

4位『刑事モース』(ITV)

5位『シックス・フィート・アンダー』(HBO)

6位『SHERLOCK/シャーロック』(BBC)

7位『シリコンバレー』(HBO)

8位『キング・オブ・メディア』(HBO)

9位『ベター・コール・ソウル』(AMC)

10位『ゲーム・オブ・スローンズ』(HBO)

11位『CHUCK/チャック』(NBC)

12位『マインドハンター』(Netflix)

13位『ブレイキング・バッド』(AMC)

14位『エクスパンス』(Syfy, Amazon)

15位『バビロン・ベルリン』(Sky)

16位『名探偵モンク』(USA Network)

17位『ドクター・フー』(BBC)

18位『ブロードチャーチ』(BBC)

19位『バーン・ノーティス』(USA Network)

20位『メンタリスト』(CBS)

21位『ダーク・マテリアルズ』(HBO, BBC)

22位『ザ・ボーイズ』(Amazon)

23位『華麗なるペテン師たち』(BBC)

24位『VEEP/ヴィープ』(HBO)

25位『ハイっ、こちらIT課!』(Channel 4)

26位『ビッグバン・セオリー』(CBS)

27位『ホワイトカラー』(USA Network)

28位『ウエストワールド』(HBO)

29位『ガール・ミーツ・ワールド』(Disney Channel)

30位『アントラージュ★オレたちのハリウッド』(HBO)

 

 偏りは一目瞭然かもしれません。HBOが9作品ランクインしています。これでも『バリー』『ザ・ソプラノズ』『シャープ・オブジェクツ』を泣く泣く外しています。『バリー』はシーズン2が観られればなぁ……。

 

 HBOの次に多いのがBBCの5つ。ITVとChannel 4を合わせると、英国ドラマは全部で7作品になります。イギリスの街並み、尖ったブラックジョーク、容赦のない辛い展開が好きなんです。ミステリーが好きだからというのもありますね。

 

 ジャンルはもっと偏っていて、圧倒的に刑事ドラマが多いです。刑事または捜査関係者が主人公のドラマは10個(バビロン・ベルリン含む)、犯罪を行う過程がメインで描かれるクライムドラマは3個(ファーゴ、ブレイキング・バッド、華麗なるペテン師たち)です。一般的にも最も人気のあるジャンルなので妥当なのかもしれませんが、それにしても多いか?

 

 ちなみに、1位『TRUE DETECTIVE』と2位『FARGO』は、どちらも1シーズンごとに完結するアンソロジーシリーズです。1シーズンだと話数も少ないので、全体のまとまりが良くなり、結果として完成度が上がりやすいというのはあると思います。

 

 複数シーズンに渡る連続ドラマとしては『THE WIRE』が最上位なので、実質これが1位とも言えますね。最近は、どんな映画やドラマを観ても『THE WIRE』と結び付けがちなところがあります。なにしろ、『THE WIRE』の守備範囲はめちゃくちゃ広くて、しかも完璧にカバーしています。非の打ちどころがありません。

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