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海外ドラマ『ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤』~GoTに匹敵するファンタジー超大作~

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With every child's nightmare, there is an element of truth.

- Marisa Coulter in His Dark Materials season 1

 

 HBO×BBCによるファンタジー超大作『ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤』を観ました。『ゲーム・オブ・スローンズ(GoT)』にハマったことがある人もいるかもしれませんが、『ダーク・マテリアルズ』は同程度のスケールでありながら、大人も子供も楽しめるファンタジー作品になっています!

※なお、この記事にネタバレはありません。

 

 

 

 

『ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤』基本データ

・原題:His Dark Materials

・放送局:HBO(アメリカ)、BBC(イギリス)

・放送日:2019年11月3日~12月22日

・話数:8

・主演:ダフネ・キーン(『LOGAN/ローガン』)

・あらすじ:

 オックスフォードのジョーダン学寮で教授たちに育てられた孤児のライラは、さらわれた子供たちを救うためにダイモンのパンとともに大冒険に出発する!

・予告編:

www.youtube.com

 

ライラの冒険』とは

 ドラマ『ダーク・マテリアルズ』は、フィリップ・プルマンファンタジー小説シリーズを原作としています。原作の『ライラの冒険』シリーズは、「黄金の羅針盤」「神秘の短剣」「琥珀の望遠鏡」の三部作から成ります。

 

 2009年には『ライラの冒険 黄金の羅針盤』というタイトルで映画化もされました。この映画の内容は原作の1作目にあたる内容で、続編2作も企画していたそうですが、思うように興行収入が上がらなかったことなどが原因で打ち切られています。ちなみに、映画版でライラを演じたダコタ・ブルー・リチャーズは現在『刑事モース』でトゥルーラブ巡査を演じています。

 

 今回のドラマ『ダーク・マテリアルズ』シーズン1の内容も、主に原作の1作目にあたるものになります。ただ、映画版では描かれなかった並行世界(パラレル・ワールド)の話も盛り込まれ、ストーリー面でさらに充実したものになっています。

 

 『ライラの冒険』の世界では、ダイモンというものが重要になってきます。ダイモンとは、その人の魂を担う動物で、その人と常に一緒にいます。ダイモンが傷つけば人も傷つくなど、人とダイモンは強力な絆で結ばれています。子供のときはダイモンの姿は決まっていないのですが、大人になると鷹やヘビなどある決まった動物になります。ダイモンは、その人と運命を共にする動物であり、親友でもあるのです。

 
 
 
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『ダーク・マテリアルズ』キャスト&スタッフ

 ドラマ『ダーク・マテリアルズ』で主演のライラを演じるのは、『LOGAN/ローガン』でも話題になったダフネ・キーンです。キリッとした眉毛が印象的ですが、笑顔も素敵です。現在15歳で、これからも確実に活躍していってくれるでしょう。ぜひ、『ダーク・マテリアルズ』の主演も最後まで演じきっていってほしいものです。

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 他に、ドラマ『アフェア 情事の行方』のルース・ウィルソンや『X-MEN』シリーズなどで知られるジェームズ・マカヴォイも出演します。

 

 製作総指揮で『英国王のスピーチ』や『レ・ミゼラブル』(2009年)のトム・フーパーが参加しており、第1、2話の監督もしています。実は、トム・フーパーは『キャッツ』(2020年)も監督していて、動物が喋る作品を彼にやらせて大丈夫なのかと勝手に心配していましたが、今回は杞憂でしたね。安心して大丈夫です。

 

 個人的に注目したいのは、今回HBOとBBCが共同製作したという点です。HBOといえば『ゲーム・オブ・スローンズ』『ウエストワールド』など高いクオリティとスケールの大きさではどこにも引けをとらないドラマを製作している放送局です。一方、BBCも『SHERLOCK/シャーロック』や『ピーキー・ブラインダーズ』などのドラマを製作しており、そのクオリティには定評があります。HBOとBBCがコラボしたこのドラマは、それだけでも面白さは保証されたようなものです。

 

 

 

『ダーク・マテリアルズ』感想(ネタバレなし)

 『ダーク・マテリアルズ』は、皆が待ちに待っていたファンタジー大作です。実は2010年代は、ファンタジー映画界にとっては不調な時代だった印象があります。『ファンタスティック・ビースト』や『ホビット』シリーズは成功したものの、どちらもスピンオフ作品でした。

 

 一方で、ドラマ界では『ゲーム・オブ・スローンズ』という特大エンターテインメントが誕生しました。でも、これも終わってしまい、これからどうするんだという矢先。良かったですよ、『ダーク・マテリアルズ』が登場してきてくれて。しかも、今回は『ゲーム・オブ・スローンズ』と違って子供でも楽しめるような作品になっていますから、全人類におすすめできる作品になっています。

 

 まず、動物が良いんです。ドラマだから…と言っている人がいるかは知りませんが、『ダーク・マテリアルズ』では、映画版と同レベルあるいはそれ以上のクオリティの動物たちが登場します。特に、白熊たちが素晴らしい。迫力が違いますよね。イオレク・バーニソンの低い声がまたカッコいいんです!

 

 ストーリー展開は、やや粗いところも見受けられるものの、おおむね満足できるもの。まだシーズン1なので、シーズン2以降でさらにストーリーは面白くなってくるのかなと思います。特に、映画版では描かれなかった並行世界とのリンクが気になるところです。

 

 何よりも『ダーク・マテリアルズ』はダフネ・キーンが最高です!彼女を主演にした時点で、もうこのドラマは成功したようなものです。根っからの冒険家タイプでやんちゃな性格でありながらも、ときには辛い経験をするライラを見事に演じています。あと何シーズンか続くと思いますが、ぜひ最終シーズンまでダフネ・キーンに主演をしてほしいです。

 

↓この音楽も好き。この壮大な何かが始まる感がたまりませんね!

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『ダーク・マテリアルズ』感想まとめ

 以上、『ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤』』の紹介をしてきました。『ダーク・マテリアルズ』は、HBOが製作でありながらも、珍しく(というか初めて?)子供でも楽しめる内容になっています。もちろん、大人の方も満足できる内容です。映画でも観るような気分で楽しむことができる大作ファンタジー作品に仕上がっています。

 

 まだシーズン1なので、傑作・名作かと言われるとそうではないかもしれませんが、自分はめっちゃ好きです。ダフネ・キーンが可愛いくてカッコいいですし、ダイモンたちはみんな愛おしい。冒険の楽しさとロマンを存分に見せてくれる『ダーク・マテリアルズ』は、自分の今年No.1の推しドラマです!

 

 なお、『ダーク・マテリアルズ』はすでにシーズン2の制作が決まっています。個人的には、あと4シーズンぐらいはぜひとも観たいなというところなので、今後の展開にも期待したいところですね。

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