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『デクスター:ニュー・ブラッド』第9話ネタバレ感想&あらすじ

 クリスマスは家族と一緒に過ごせると良いものです。デクスターも、ついにそんな平和なクリスマスを過ごすことができそうです。大量のビニールは今回も欠かせなかったようですが。『デクスター:ニュー・ブラッド』第9話をネタバレありのあらすじと感想で振り返っていきます。

 

他の回のあらすじ&感想

第1話

第2話

第3話

第4話

第5話

第6話

第7話

第8話

最終話

 

『デクスター:ニュー・ブラッド』はHuluで独占配信中

 

あらすじ

 デクスターは、ハリソンに自分の経験を語る。ただし、悪人たちを殺していることだけは伏せておいた。ハリソンは「バットマンみたいだ!」と父親を尊敬し、2人はついにわだかまりを解消した。

 

 クリスマスの朝、2人でビショップ家に向かう。楽しく過ごしていたところに、いきなりカートが訪ねてくる。急遽、デクスターとハリソンはビショップ家を辞し、カートの隠れ家に向かう。”ハリーの掟”によれば、凶悪犯を殺すにしても十分な証拠が必要であり、デクスターはまだそれを手に入れられていなかった。

 

 夜になり、2人はカートの隠れ家で多くの女性が殺された証拠を見つける。被害者の中には、先日まで生きていたはずのポッドキャスト配信者のモリーも含まれていた。2人は帰ってきたカートを襲い、デクスター流の処刑を実行した。その頃、デクスターの小屋はカートによって燃やされ、翌朝には全焼していた。

 

 ビショップ署長は、デクスターがベイハーバー切り裂き魔である証拠を着々と集めていた。朝には、カートから署長宛てに封筒が届いていた。そこには、ジム(デクスター)が息子のマットを殺した犯人であると書かれており、証拠も同封されていた。

 

 

感想

 父親がバットマンのような闇のヒーローだと知ってはしゃぐハリソン。確かに、あの説明を聞くとカッコいいと思っちゃうかも。もっとも、デクスターとしては「闇の守護者」The Dark Defenderという名前の方が気に入っているそうですが。

 

 ただし、バットマンとデクスターの違うところが、バットマンは原則として殺しをしないのに対し、デクスターには人殺しをしたいという思いが大前提としてあることです。悪党を捕まえても殺さなかったら、デクスターにとっては意味がありません。人殺しを正当化するために凶悪犯をターゲットにしているわけですから。

 

 結局、デクスターはハリソンにそのことを教えたのですが、これはハリソンにどのような影響を与えるのでしょう。どうもハリソンにはデクスターほど強い”闇の声”がないような気もします。ハリソンが、デクスターのように嬉々として人殺しをするようになるのかはわかりません。

 

 今回のエピソードで注目したいポイントが一つあります。記憶違いでなければ、デクスターが死体を処理するシーンが登場するのは今回が初めてのはずです。デクスターは、毎回死体を切り刻んでいるのですが、これまでの8シーズンでは一度もその様子が描かれたことはありません。人にナイフを突き立てるよりも、死体をバラバラにする方がずっと重労働だと思うので、この場面はあっても良いんじゃないかなとひそかにずっと思っていました。やっとですよ。

 

 もし、自分が闇の声を持っていて”ハリーの掟”に従って人殺しをするとしても、この死体処理が面倒ですぐにやめてしまうんじゃないかと思いますね。デクスターは、この作業を100回以上やっているのですから、地味に大したものです。

 

 次回が最終回です。今のところ『デクスター:ニュー・ブラッド』がシーズン2に更新されたという知らせもないので、これが本当の最後です。デクスターにお別れを告げる準備は大丈夫ですか? ついでに、ビショップ署長にお別れをする準備もしておきましょうか。あれだけ真相に近づいていると、今すぐにも殺されそうな気しかしません。

 

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第2話

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第4話

第5話

第6話

第7話

第8話

最終話

 

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