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『デクスター:ニュー・ブラッド』第4話ネタバレ感想&あらすじ

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 ヒーローになりたがっていたデクスター。マイアミではついにその願いを果たすことができませんでしたが、どうやらアイアンレイクでは息子がヒーローになっているようです。『デクスター:ニュー・ブラッド』第4話をネタバレありでおさらいしていきます。

 

他の回のあらすじ&感想

第1話

第2話

第3話

第5話

第6話

第7話

第8話

第9話

最終話

 

『デクスター:ニュー・ブラッド』はHuluで独占配信中

 

あらすじ

 ハリソンは、実際の殺人事件について語るポッドキャスト番組で、母親がトリニティ・キラーに殺されたことを知る。その後、高校で事件が起きた。ハリソンが友人のイーサンに刺され、それに抵抗してハリソンはイーサンの脚を深く切りつけたのだ。

 

 いじめられっ子だったイーサンのバッグからは、同級生たちを皆殺しにしようと計画していた絵が見つかった。このことから、ハリソンの行動は正当防衛であり、イーサンから学校を救ったヒーローとして称えられる。

 

 しかし、デクスターはハリソンの言い分に疑いを抱いていた。正当防衛にしては、傷跡と血痕がおかしいのだ。むしろ、ハリソンが先にイーサンを襲ったと考えればつじつまが合う。そこで、デクスターはハリソンの持ち物の探し、その中からカミソリを見つけた。

 

 カートは、デクスターが殺したはずの息子から連絡があったと嘘を吐いた。終盤、彼のもとに金を無心に来る女性が来たので、彼女を山奥の小屋に連れていった。そこは、第1~2話で女性が監禁されていた部屋だった。

 

 

感想

①トリニティ・キラー

 トリニティ・キラーの事件が殺人ポッドキャストになっているというのは今っぽい。日本では、地上波バラエティで実話犯罪番組(仰天!奇跡体験!世界まる見え!)をやっていますが、海外では個人がポッドキャストでやっているものも人気があります。

 

 トリニティ・キラー、覚えてますか? シーズン4に登場したデクスターの宿敵です。表向きは善良な一般市民に見えたトリニティ・キラーですが、もう一つの顔は各地で3連続殺人を繰り返す猟奇犯。ただし、シーズン4の終盤で、実は3連続殺人の前にいつも少年が殺されており、4連続殺人だったことが明らかになっています。

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 トリニティ・キラーの最後の被害者が、デクスターの妻でハリソンの母親、リタでした。血の浴槽の隣で、赤ん坊のハリソンが血まみれになっている場面は衝撃的です。トリニティ・キラーは、その事件の直後にデクスターによって処刑されていますが、はたしてこの後、彼は『ニュー・ブラッド』の物語にも関わってくるのでしょうか?

 

②ヒーロー

 ハリソンは、乱射事件を企てていたイーサンを止めたことで、町の救世主になります。まさにヒーロー。署長の娘のオーブリーからの好感度も上がりまくりです。

 

 ヒーローになりたい、というのは実はデクスターが常に持っていた欲望の一つでした。デクスターは、法の手を逃れた悪人に対して自らの手で裁きを下していますが、それを認めてくれる人はいません。でも、俺のおかげで世の中が良くなっているんだから、讃えてくれたった良いじゃないか! デクスターは、どこかそんな思いを抱えています。

 

 シーズン1の最終話のエンディングでは、そんなデクスターの理想が映し出されていました。

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 実際には、ハリソンがイーサンを刺したというのは、ほぼ確実なようです。ハリソンにも”闇の声”が聞こえるのでしょうか。デクスターが恐れていたことは、はたして本当に起こってしまったのでしょうか?

 

③カート

 アイアンレイクの町では女性が相次いで失踪しており、署長は頭を抱えています。その被害者は、おそらく第1~2話で女性を監禁していたのと同じ者によって殺されているのでしょう。そして、その監禁犯は、おそらく町の有力者のカートなのでしょう。

 

 第3話のラストで、カートが息子から電話がかかってきたと言いました。そのときの感想で、自分はカートは嘘を吐いておらず、別の何者かによって電話が偽装されたのではないかと推理しました。しかし、それは大ハズレ。ただのカートの嘘でした。

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 ただ、自分がカートの発言が嘘ではないと思っていたのには理由があります。息子のマットから連絡があったとカートが嘘を吐くなら、それは息子の捜索を終わらせるためです。しかし、そもそも一度終わりそうだった捜索をわざわざ再開させたのはカートだったではありませんか。そのせいで、警察署の皆さんは夜の寒い中も捜索を続ける羽目になりました。

 

 それなのに、わざわざ息子から連絡があったと嘘を吐いたということは、当時とは事情が変わったということです。最初は、本当に息子のことが心配で捜索してもらいたかったのかもしれません。しかし、今は捜索してほしくないのです。警察に、そこら辺をほっつき歩かれては困るのです。

 

 それは、カートが監禁犯であるからかもしれませんが、それだけでは不十分な気がします。監禁事件は、マットの失踪事件の前から始まっています。第1話で描かれていた女性もそうですが、その前に犠牲になった人もいたでしょう。つまり、監禁犯であるのがバレては困るからマットの捜索をやめてほしいと思っている、というのはおかしい。だったら、最初から捜索再開のお願いなどしなければ良かったのです。

 

 と、ここまでは考えましたが、これ以上の考えは浮かびませんでした。前回、ディープフェイクうんぬんで大幅に推理をハズしていますから、ここまでの考えも大ハズレしている可能性は十分ありますね。大人しく第5話を観ます。

 

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第3話

第5話

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