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『ザ・ボーイズ』シーズン3第1~3話ネタバレあらすじ&感想

Real power is the ability to bend the world to your will. 

本当の力とは、世界を意のままに変える力だ。

- Stan Edgar, The Boys season 3 episode 1

 

 あの最低スーパーヒーローたちが、新たなメンバーと大量の血と内蔵とともに帰ってきました。Amazonオリジナルドラマ『ザ・ボーイズ』シーズン3の第1話、第2話、第3話をネタバレありのあらすじと感想で振り返っていきます。

 

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あらすじ(ネタバレ)

 ヒューイは、ヴィクトリア・ニューマンが長官を務めるスーパーヒーロー管理局で働いていた。ブッチャーは、打倒ホームランダーの鍵を握るスーパーヒーロー「ソルジャーボーイ」の情報を集める。ソルジャーボーイは、ペイバックというヒーローチームで活躍していたが、原発事故により亡くなったとされていた。

 

 ヒューイは、ヴィクトリア・ニューマンが実はナディアという名前の特殊能力保持者であり、ヴォート社の社長スタン・エドガーの養女だったことを知る。

 

 ホームランダーは、ナチスのストームフロントと交際していたことで支持率が急落していた。そこで、ヴォート社のスタン・エドガーは、スターライトをセブンの共同リーダーに任命する。ホームランダー生誕祭の日、ホームランダーはテレビの前で本音をぶちまけた結果、主に白人男性からの支持が急増した。

 

 ブッチャーは、元ペイバックのガンパウダーから情報を得るため、クイーン・メイヴからもらった新薬の時効性コンパウンドVを打ち、24時間だけスーパーパワーを獲得した。ペイバックの情報は、知り合いの元CIA職員であるマロリーが握っているとわかり、仲間とともに話を聞きに行く。そこで、ソルジャーボーイは戦闘中に死亡したが、死体はロシア軍が持ち去ったと聞かされた。

 

 2人の欠員(トランスルーセントとストームフロント)が出ているセブンは、オーディション番組『アメリカン・ヒーロー』で新たなメンバーを探していた。最終候補の一人は、元アイドルでスターライトの元恋人であるスーパーソニックだった。ホームランダーは、ディープをセブンに復帰させるよう要求し、結局この2人が新メンバーとなった。その際、スターライトとホームランダーの交際が発表された。

 

 

考察・感想(ネタバレ)

ソルジャーボーイ

 シーズン3から初登場となるスーパーヒーロー「ソルジャーボーイ」は、ドラマ『SUPERNATURAL/スーパーナチュラル』ディーン役のジェンセン・アクレスが演じています。第3話の時点では、まだ回想シーンでしか登場していませんが、この後、ブッチャーたちがロシアに行ったら本人登場となると思います。

 

 現時点で、ソルジャーボーイについてわかっていることをまとめておきます。彼は、ペイバックのリーダーであり、セブンで言えばホームランダーのような存在でした。世間からの人気は非常に高かった一方で、相棒のガンパウダーに性的奉仕を要求し、マロリーによれば戦場で出会った彼は幼稚なクズだったといいます。

 

 ソルジャーボーイは、原発事故(おそらくスリーマイル島)で亡くなったとされていましたが、実際にはロシア軍に連れ去られています。また、MMは自分の家族をソルジャーボーイによって殺されたと語っています。ろくでもないスーパーヒーローであることは間違いなさそうです。

 

ブッチャー

 ブッチャーって、こんなに愉快な冗談も言う楽しい人だったんですね。再認識しました。チ〇コから出てきたアントマン(じゃないけど)を違法な粉まみれにしたときから、頼れるリーダー感がさらに出ています。でも、時効性コンパウンドVを勝手に打ったのは心配です。このコンパウンドV、通称「V24」は、24時間だけスーパーパワーが使えるようになるヴォート社の新薬です。この薬が完成すれば、わざわざスーパーヒーローを作らずに兵士に直接投与すれば良いので、ずっと便利になります。

 

MEMO:注射タイプの時効性コンパウンドVは今回が初登場ですが、塗り薬バージョンは、アニメ『ザ・ボーイズ:ダイアボリカル』第4話「3D号室のボイド」に登場しています。この薬のせいでどんな悲劇が起きたかは、ぜひ本編を観て確かめてください。

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 ブッチャーは、自分の息子に会ったとき、ベッカの死の責任を思い出させます。そういえばブッチャーの元奥さんは、ストームフロントが丸焼けになった隣で首をレーザービームされたのでしたね。痛ましかった。でも、子供にその責めを負わせるのは可哀そうです。ブッチャーの気持ちもわかるけどね。ツラいよ。

 

ブラックノワール

 ブラックノワールも、ソルジャーボーイと同じくペイバックの一員でした。第3話では、ブラックノワールの中の人もブラック(黒人)であることが明らかになります。当初はそれでは人気が出ないだろうと判断されてマスクを被っていました。本人は不服だったのですが、戦闘中に顔面に大怪我を負って以来は、自発的にマスクを被るようになったようです。

 

 ブラックノワールの過去については、アニメ『ザ・ボーイズ:ダイアボリカル』第8話でも語られています。このエピソードでは、ホームランダーがヒーローになったばかりの出来事が描かれているので、必見です。

 

Aトレイン

 脚が速いことだけが取り柄だったAトレインは、世界最速の男ではなくなったことで、すっかりセブンのお荷物になっています。そこで、イメージチェンジを図り、アフリカ系であることを前面に押し出していこうとします。しかし、いくらアフリカ系アメリカ人とは言っても、これまでそんな主張をしたことが全くなかったので、誰もまともに取り合ってくれません。勝手にクソださコスチュームを作っても、反応は特にありません。

 

 Aトレインが旧友と話をしていたときに、ある事件の話が出てきます。知り合いの黒人が街を歩いていたら、何もしていないのに白人のスーパーヒーローに殺されてしまったというのです。

 

 明らかにジョージ・フロイド事件(白人警官の不当な暴力によって丸腰の黒人が死亡した事件)を想起させます。Aトレインは、自分が目指すのはマルコムXではなくマイケル・ジョーダンであり、白人からも黒人からも支持される存在になりたいと言っており、今回の事件に取り組むつもりはないようです。

 

ホームランダー

 ヴォート社のヒーローの序列は、その特殊能力の強さで決まるのではありません。重要なのは、世間からの支持率です。ホームランダーは、ナチスと付き合っていたことで激しく糾弾され、支持率は急落。「愛する人を間違えただけだ」と弁解しても状況は変わりません。

 

 スターライトにすっかりお株を奪われ、しまいには「あなたたちと同じ人間」と言われて侮辱されたと思い、ブチッと頭の中で何かがちぎれてしまいます。そのまま、生放送のテレビで「私は能力のせいで迫害されている」とぶちまけてしまいます。これはやってしまった。もうおしまいです。

 

 と思いきや、なんと支持率はV字回復。なぜなのか。それは、近年の多様化を推進する風潮のせいで、自分たちの肩身が狭くなったと感じる白人男性たちが共感したからです。無事に”世間からの人気”という力を取り戻したホームランダーは、自分のやりたいことを正直にやれば支持してくれる人がいることに気づき、ディープをセブンに復帰させ、スターライトと交際宣言をするなど、以前よりも強く主張をしていくようになります。スターライトが気の毒だ。

 

アシュリーの表情は、視聴者の思っていることをいつも代弁してくれる。

ディープ

 ディープはかわいそうじゃないですからね! Googleで「ザ・ボーイズ」と検索すると「ディープ かわいそう」とサジェストされるのですが、全くそんなことはありません。第3話を観て思い出したと思いますが、ディープはスターライトに性的暴行をしたんですよ! 刑務所に入れられていないだけでも、幸運すぎるほどだと思いますね。

 

 かわいそうではありませんが、面白いのは確か。食事シーンは爆笑しました。親友のタコを食べるように言われたディープは、涙目になりながらティモシ―君を丸呑みします。

 

 このおかげ(?)で、ディープはセブンへの復帰を果たし、オーディション番組『アメリカン・ヒーロー』の最終回で発表されます。てっきり若手の新メンバーが発表されると思っていた視聴者たちは、全員がテレビに向かって「誰もそんな展開望んでねーよ!」と叫んだに違いありません。

 

スターライト

 色々と背負わされがちなスターライト。ストレスでまいっちゃうんじゃないかと心配してしまいます。最初は、エドガー社長から直々に権力を与えられ、状況は好転したように見えました。しかし、ホームランダーからさらなる反感を買っただけであり、ディープは戻ってきて、しまいにはホームランダーと表向きには交際することになってしまいます。

 

 そんな状況を彼氏のヒューイが救ってくれるかと思えば、全くそんなことはありませんでした。ヒューイは、ブッチャーとの計画が完了するまで、セブンで頑張ってほしいと頼み込んでいます。スターライトの助けを求める声を聞いてくれる人は、一人もいませんでした。スーパーソニックを除いては。

 

 スターライトとスーパーソニックは元恋人同士であり、初体験の相手だと言ってたり言ってなかったりします。ヒューイは、そんな2人が仲良くしているとすぐに嫉妬し、器の小ささを露呈しています。スーパーソニックは、スターライトの忠告にも関わらず、彼女を助けるためにセブンに入ろうと決意します。「三角関係はトレンドを47%押し上げ、ファンはくっつけたがる」と言われていましたが、なんだかスターライトとスーパーソニックがくっつくことを期待したくなってきました。

 

 

まとめ

 次回、第4話は6月10日(金)午前9時に配信予定。以降、毎週金曜日午前9時に1話ずつ配信されます。シーズン3は全部で8話なので、最終回は7月8日(金)です。ブッチャーと仲間たちは、ロシアの仲間を見つけて、ソルジャーボーイを探していきます。スターライトは、引き続き苦しい思いを続けなければいけないようですが、スーパーソニックはそんな状況から逃げ出す助けになるのでしょうか。次回も楽しみです。

 

 

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