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Disney+で『ウェイバリー通りのウィザードたち』を再視聴した~Dlife回顧録①~

 かつて、Dlifeという海外ドラマファンにはお馴染みのBS放送局がありました。2020年に閉局してしまいましたが、2010年代に学生時代を過ごした自分にとって、Dlifeで放送されていた作品は今でも忘れられないものばかりです。

 

 当時、Dlifeで放送されていた作品の多くは、今ではDisney+(ディズニープラス)で配信されています。ということで、今改めてDlifeで観ていたディズニーチャンネル関連ドラマを少し観てみることにしました。第一回は、セレーナ・ゴメス主演の『ウェイバリー通りのウィザードたち』です(この言いにくいタイトルを覚えるのに、当時は苦労したものでした)。

 

<PR>ドラマ『ウェイバリー通りのウィザードたち』は、ディズニープラスで独占配信中。

Disney+ (ディズニープラス)

 

概要

  • 原題:Wizards of Waverly Place
  • 放送局:ディズニーチャンネル
  • 放送期間: 2007~2012年
  • シーズン数:4
  • 話数:106話+映画+1時間特番
  • 出演:セレーナ・ゴメス、デヴィッド・ヘンリー、ジェイク・T・オースティン

 

あらすじ

 ニューヨークのウェイバリー通りでサンドイッチ屋を営むルッソ家の子どもたちは、実は魔法使いだった。頭は良いけどちょっと不器用な長男のジャスティン、怠け者だけど悪知恵はよく働く長女のアレックス、元気いっぱいでおバカな行動をしまくる次男のマックスの3人は、父親から密かに魔法を教わっているが、毎回騒動を起こしてしまう。

 

第1話全編(公式YouTubeチャンネルより)

youtu.be

↑ これ、第1話と書いてありますが、実際には第6話です。

 

 私が『ウェイバリー通りのウィザードたち』を紹介するときは、よく「ふざけた『ハリー・ポッター』みたいなもの」と言います。ただし、この世界ではそんなに魔法が普及していないので、ルッソ家は自分たちが魔法使いであることを隠して生きています。

 

 3兄妹は普通の人間の学校に通っており、アメリカのティーンエイジャーらしい学校生活を送っています。その中でトラブルが起こったりすると、こっそり魔法を使うのですが、これが大体トラブルを引き起こします。これが、前半シーズンのテンプレになっています。

 

 後半エピソードでは、もっと話が壮大になって、本当に『ハリー・ポッター』っぽくなってきます。魔法学校が出てきますし、怪物とバトルをしたりします。最終回は、アメリカで980万世帯が視聴したとされ、当時のディズニーチャンネルでは最高記録を残しました。

 

 このドラマのおかげで、セレーナ・ゴメスはティーンたちの間で大人気のアイドルになり、現在まで高い人気を保持し続けています。本作終了後は、歌手としての活動が主になっていましたが、2021年からドラマ『マーダーズ・イン・ビルディング』で再び主演を務めています。

 

 

感想

 2012年に開局したDlifeで最初に観ていた作品の一つが『ウェイバリー通りのウィザードたち』でした。当時、中学生だった自分はとても気に入っていました。それなのに、Dlifeにしては再放送が少なめで、見逃したエピソードもそれなりにあったと思います。

 

 今回、約10年ぶりに最初の数話を観てみました。まず、こんなに古かったっけと驚かされました。アスペクト比が違います。画面が四角いので、両側に黒い帯が出ています。画質も悪くて、当時の自分はこんな画質でテレビを見ていたのだろうかと不思議な思いがします。

 

※余談:なお、この言説は事実ではない。今のテレビは10年前のテレビと比べて格段に画素数が多いので、昔の映像を流すときには映像を引き延ばすことになる。そのせいで、実際にかつて観たときよりも映像の質は悪い。

 

 そして、セレーナ・ゴメスです。このドラマのおかげで、2012年からセレーナ・ゴメスを知ったので、それ以降、アイドルとして世界的な人気を得ていくのを横目で見ていました。全然嫌いではなくて、ずっと可愛いなぁとは思っていたのですが、人気がありすぎて冷めていったのかもしれません。

 

 しかも、セレーナ・ゴメスといえば、いつからか有名過ぎて大変そうだなぁという印象を持つようになっていました。新曲を出すたびに大騒ぎになり、ジャスティン・ビーバーとの関係でチヤホヤされ、破局後はさらにゴシップを騒がせてしまっています。凄く些細なことでもファンやアンチが騒ぐので、もはや可哀想です。

 

 でも、2021年から『マーダーズ・イン・ビルディング』に出ているのを観て、ちょっと安心しました。共演者がスティーブ・マーティンとマーティン・ショートという面白いおじいちゃん2人なので、妙なゴシップも起こらないだろうし、撮影現場もさぞリラックスした楽しい雰囲気なのではないかと想像しています。

関連記事:ドラマ『マーダーズ・イン・ビルディング』シーズン1|おしゃれで楽しいコメディミステリー - 海外ドラマパンチ

 

 そうして、本当に久しぶりに『ウェイバリー通り』のセレーナ・ゴメス=アレックスを見ました。元気いっぱいですね。兄のジャスティンに向かって、甲高い声でいつもツッコミを入れています。

 

 つい最近まで『マーダーズ・イン・ビルディング』を観ていたせいで、余計にこの違いに驚かされました。こちらでのセレーナ・ゴメスは、おじいちゃん2人にツッコミを入れるのもクールな感じで、皮肉っぽいです。キャラ設定的に、少しミステリアスな雰囲気もあります。『ウェイバリー通り』のときのような、あんな無邪気なツッコミは、もうやらないでしょうね。

 

 『ウェイバリー通り』自体も、シーズンが進んでいくと、もっと複雑な話もあります。この「無邪気さ」は、シリーズ当初のエピソードだけが持つものなのかもしれません。

 

 後半シーズンでは、魔法使いであることを秘密にしておくのがどんどん難しくなっていきます。まず、アレックスの親友のハーパーは、3兄妹が魔法使いであることを知らないのですが、隠し通していても良いのだろうかという問題があります。ハーパーの天然さは、今見ていると守っていきたい気持ちになります。大人になってもそのままの自分を失うんじゃないぞ、ハーパー!

 

 ディズニーチャンネルのドラマの最終回はほとんど覚えていないのですが、このドラマに関してはよく覚えています。魔法学校とか色々な話が関係していて、最終回近くのエピソードはストーリー的にとても盛り上がって、ドラマチックなクライマックスがあったと記憶しています。思い出補正がかかっているので、実際にはそこまでではなかったかもしれませんが、ドラマのフィナーレとして相応しく印象に残るものだったはずです。

 

 映像が古くさいので、今の子どもたちに見せるのは難しいかもしれませんが、内容的には十分面白いものなので、見せてあげたいですね。ノスタルジアに浸りたい大人の皆さんにとっては、映像の古さはむしろ良い味わいかもしれません。

 

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Disney+ (ディズニープラス)

 

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