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ゴールデングローブ賞2024【テレビドラマ部門】受賞結果一覧

 2024年1月7日(現地時間)に行われた第81回ゴールデングローブ賞のテレビドラマ部門の結果をすべてまとめて紹介します。

 

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*受賞結果は赤い太字で示しています。

 

 

ドラマ部門

作品賞

『メディア王~華麗なる一族~』シーズン4 U-NEXT

『1923』シーズン1 U-NEXT

『THE LAST OF US』シーズン1 U-NEXT

『ザ・ディプロマット』シーズン1 Netflix

『ザ・クラウン』シーズン6 Netflix

『ザ・モーニングショー』シーズン3 Apple TV+

 

主演男優賞

ジェレミー・ストロング『メディア王~華麗なる一族~』

キーラン・カルキン『メディア王~華麗なる一族~』

ブライアン・コックス『メディア王~華麗なる一族~』

ペドロ・パスカル『THE LAST OF US』

ドミニク・ウエスト『ザ・クラウン』

ゲイリー・オールドマン『窓際のスパイ』

 

主演女優賞

サラ・スヌーク『メディア王~華麗なる一族~』

ベラ・ラムジー『THE LAST OF US』

イメルダ・スタウントン『ザ・クラウン』

ヘレン・ミレン『1923』

ケリー・ラッセル『ザ・ディプロマット』

エマ・ストーン『The Curse』

 

助演男優賞(全部門総合)

マシュー・マクファディン『メディア王~華麗なる一族~』

アラン・ラック『メディア王~華麗なる一族~』

アレクサンダー・スカルスガルド『メディア王~華麗なる一族~』

ビリー・クラダップ『ザ・モーニングショー』

エボン・モス=バクラック『一流シェフのファミリーレストラン』

ジェームズ・マースデン『ジュリー・デューティ~17日間の陪審員体験~』

 

助演女優賞(全部門総合)

J・スミス=キャメロン『メディア王~華麗なる一族~』

ハンナ・ワディンガム『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』

エリザベス・デビッキ『ザ・クラウン』

アビー・エリオット『一流シェフのファミリーレストラン』

クリスティーナ・リッチ『イエロージャケッツ』

メリル・ストリープ『マーダーズ・イン・ビルディング』

 

 

ミュージカル・コメディ部門

作品賞

『一流シェフのファミリーレストラン』シーズン2 Disney+

『アボット・エレメンタリー』シーズン2 Disney+

『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』シーズン3 Apple TV+

『マーダーズ・イン・ビルディング』シーズン3 Disney+

『バリー』シーズン4 U-NEXT

『ジュリー・デューティ~17日間の陪審員体験~』シーズン1 Amazon

 

主演男優賞

ジェレミー・アレン・ホワイト『一流シェフのファミリーレストラン』

スティーヴ・マーティン『マーダーズ・イン・ビルディング』

マーティン・ショート『マーダーズ・イン・ビルディング』

ビル・ヘイダー『バリー』

ジェイソン・シーゲル『シュリンキング:悩めるセラピスト』

ジェイソン・サダイキス『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』

 

主演女優賞

アイオウ・エディバリー『一流シェフのファミリーレストラン』

セレーナ・ゴメス『マーダーズ・イン・ビルディング』

クインタ・ブランソン『アボット・エレメンタリー』

レイチェル・ブロズナハン『マーベラス・ミセス・メイゼル』

ナターシャ・リオン『ポーカー・フェイス』

エル・ファニング『THE GREAT〜エカチェリーナの時々真実の物語〜』

 

 

リミテッドシリーズ部門

作品賞

『BEEF/ビーフ』Netflix

『すべての見えない光』Netflix

『デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃』Amazon

『FARGO/ファーゴ』シーズン5 Amazon

『レッスン in ケミストリー』Apple TV+

『Fellow Travelers』未上陸

 

主演男優賞

スティーヴン・ユアン『BEEF/ビーフ』

マット・ボマー『Fellow Travelors』

サム・クラフリン『デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃』

ジョン・ハム『FARGO/ファーゴ』

ウディ・ハレルソン『ホワイトハウス・プラマーズ/米国政治の失墜を招いた男たち』

デヴィッド・オイェロウォ『Lawmen: Bass Reeves』

 

主演女優賞

アリ・ウォン『BEEF/ビーフ』

ライリー・キーオ『デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃』

ブリー・ラーソン『レッスン in ケミストリー』

ジュノー・テンプル『FARGO/ファーゴ』

エリザベス・オルセン『ラブ&デス』

レイチェル・ワイズ『戦慄の絆』

 

スタンダップコメディ部門

リッキー・ジャーヴェイス『リッキー・ジャーヴェイスのこれじゃ世も末』Netflix

トレバー・ノア『トレバー・ノアのどこまで話したっけ?』Netflix

クリス・ロック『クリス・ロックの勝手に激オコ』Netflix

エイミー・シューマー『エイミー・シューマーのアナタは緊急連絡先!』Netflix

ワンダ・サイクス『ワンダ・サイクス:私はエンターテイナー』

サラ・シルバーマン『Sarah Silverman: Someone You Love』未上陸

 

 

感想

 これまでゴールデングローブ賞はハリウッド外国人記者協会によって開催されていましたが、今年からは全く別の組織が開催することになりました。ただし、従来の会員は引き続き投票資格を持っています。数年前のスキャンダルを受けて、抜本的な改革をした形になります。

 

 受賞結果は極めて妥当。ドラマ部門で『メディア王~華麗なる一族~』、コメディ部門で『一流シェフのファミリーレストラン』、リミテッドシリーズ部門で『BEEF/ビーフ』がいずれもほぼ全制覇しました。唯一の例外は、助演女優賞に選ばれた『ザ・クラウン』のエリザベス・デビッキのみ。

 

 ゴールデングローブ賞は、エミー賞と比較すると大量受賞が少ないという傾向があったのですが、それは今年から変わるのかもしれません。投票資格を持つ人が、以前は100人程度だったのですが、今は300人程度まで増えているので、そのことが関係あるかもしれません。ちなみに、エミー賞は約2万人の会員によって選ばれています。

 

 ファイナルシーズンを迎えた『メディア王~華麗なる一族~』が無難に作品賞を受賞したことで、『X-ファイル』および『マッドメン』と並んで歴代最多タイとなる3度目の作品賞となりました。

 

 なお、主演男優賞はキーラン・カルキンが受賞しましたが、同部門に同作品からノミネートされているジェレミー・ストロングとブライアン・コックスはともに過去に同部門を受賞しています。1つの作品から3人の主演男優賞が出るのは、1993~1995年にそれぞれデヴィッド・カルーソ、デニス・フランツ、ジミー・スミッツが主演男優賞を受賞した『NYPDブルー』以来。

 

 今年から新設されたスタンダップコメディ部門では、過去に5回ゴールデングローブ賞のホストを務めたことのあるリッキー・ジャーヴェイスが受賞。当時の彼のホストぶりは、ハリウッドの対する歯にもの着せぬ毒舌が視聴者から人気だったのですが、スキャンダルを経た後のゴールデングローブ賞にとっては劇薬すぎるのでしょうか。またホストに戻ってきてほしいですけどね。

 

 授賞式では、ドラマ部門作品賞の発表の際に『SUITS/スーツ』のガブリエル・マクト、パトリック・J・アダムス、サラ・ラファティ、ジーナ・トーレスが集結。昨年、Netflixで『SUITS/スーツ』が配信され始めて人気が再燃したことをジョークにしていました。

youtu.be

 

 約1週間後の日本時間1月16日には、ついにエミー賞2023が行われます。こちらは、U-NEXTでライブ配信される予定です。

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