新たな年の幕開けです。2021年も「海外ドラマパンチ」では、海外ドラマ情報・感想を中心に、どしどし更新していきたいと思っています。よろしくお願いします。
新年最初ということで、まずは2021年上半期に待ち受けている新作海外ドラマをご紹介!パンデミックの影響でドラマの制作が遅れているものが多いのですが、それでも期待作はいくつかありますよ。
今回紹介する10本は、本国での公開が2020年上半期だと思われるものです。中には、上半期には公開されなかったり、日本上陸しない場合もあることは、ご了承ください。
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- 『クラリス』(CBS)
- 『トライブス:明日を拓きし者』(Netflix)
- 『ワンダヴィジョン』『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』『ロキ』(Disney+)
- 『イコライザー』(CBS)
- 『スーパーマン&ロイス』(The CW)
- 『ジャスティス・リーグ』(HBO Max)
- 『The Undergraund Railroad』(Amazon)
- 『暗黒と神秘の骨』(Netflix)
- 『The Nevers』(HBO)
- 『Halo』(Showtime)
- まとめ
『クラリス』(CBS)
『クラリス(原題:Clarice)』は、映画『羊たちの沈黙』の主人公のFBI捜査官クラリス・スターリングを主人公にしたスピンオフ。映画版の1年後を舞台に、クラリスの内面を探る物語になるとか。主演は、『オリジナルズ』シーズン3などに出演したレベッカ・ブリーズ。
『トライブス:明日を拓きし者』(Netflix)
今、ドイツのドラマが熱いです。Netflixオリジナルで最も面白いと言われる『ダーク』や、大戦間のドイツを舞台にした『バビロン・ベルリン』がその代表格です。『トライブス:明日を拓きし者』は、2074年のヨーロッパを舞台にしたSFドラマです。2月19日配信予定。
『ワンダヴィジョン』『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』『ロキ』(Disney+)
一般に、最も期待度が高い海外ドラマと言えば、Disney+で配信されるMarvelドラマの『ワンダヴィジョン』『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』『ロキ』あたりなのかもしれません。詳細に関しては、私よりもMCUの有識者に委ねた方が良いでしょう。果たして、マーベル・スタジオはドラマ界でも成功することが出来るのでしょうか?
『イコライザー』(CBS)
マッコールさん、今度はドラマで大暴れ。デンゼル・ワシントンの映画版でお馴染みかもしれませんが、元は80年代の『ザ・シークレット・ハンター』というドラマです。2021年のドラマ版がこれまでと違うのが、今度のマッコールさんは女性なのです。シングルマザーのロビン・マッコールが悪人たちを瞬殺していきます。主演は、ラッパーとして活躍するクイーン・ラティファ。2月公開予定。
『スーパーマン&ロイス』(The CW)
スーパーマンことクラーク・ケントと、ジャーナリストのロイス・レインの夫婦を主人公にした新作DCドラマの予告編が、先日公開されました。このドラマも、『ARROW/アロー』から始まった一連のアローバースの一角を成すそうです。アメコミ原作で夫婦の話は珍しいのかも。
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『ジャスティス・リーグ』(HBO Max)
2017年に公開されたDC映画『ジャスティス・リーグ』ですが、ザック・スナイダーが途中でやむなく降板したために、彼の納得の出来ない映画になってしまったとかなんとか。そこで、ザック・スナイダーが編集した、いわゆる「スナイダーカット」が、この度HBO Maxで配信されます。スナイダーカットは、60分×4部構成となるので、4時間の映画としても、あるいは4話構成のミニシリーズとしても観ることが出来ます。3月公開予定。
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『The Undergraund Railroad』(Amazon)
Amazon製作の『The Undergraund Railroad』は、コリソン・ホワイドヘッドの小説『地下鉄道』を原作とする全11話のリミテッドシリーズです。19世紀初頭のアメリカで、もしも南部から北部へ奴隷たちが逃げるための地下鉄道があったら?という発想の、歴史フィクションドラマだそうです。監督・脚本は映画『ムーンライト』と『ビールストリートの恋人たち』で高い評価を受けたバリー・ジェンキンス。
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『暗黒と神秘の骨』(Netflix)
『ゲーム・オブ・スローンズ』以降、ファンタジードラマは一種のブームになっています。Netflixが『ウィッチャー』に続いて放つファンタジードラマが、この『暗黒と神秘の骨』。原作はリー・バルドューゴの『Shadow and Bone』3部作を含む「Grishaverse」の作品群です。脚本を手掛けるのは、映画『メッセージ』でアカデミー脚色賞にもノミネートされたエリック・ハイセラー。4月公開予定。
『The Nevers』(HBO)
ジョス・ウェドンが制作総指揮を務めていた(現在は降板)新作HBOドラマが待機中です。内容に関しては「自らが特殊能力を持っていることを知ったヴィクトリア朝時代の女性たちが主人公のSFだ」という情報のみなので、もはやさっぱり。でも、SF×HBOということならば、かなり壮大なドラマを期待しても良いでしょう。撮影は2020年10月に終了しているので、2021年上半期に公開される可能性は高いです。
『Halo』(Showtime)
『Halo』は、Xboxの同名人気ゲームシリーズを原作とするSFドラマです。内容についてはゲームの有識者に任せます。主演は、『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』のパブロ・シュレイダー。製作が遅れ気味なので上半期に公開されるかは怪しいですが、2021年中には目にすることができるでしょう。
まとめ
以上、2021年上半期に公開される注目海外ドラマ10本を紹介してきました。2021年の上半期に限ると、やや大作ドラマが少なめなのですが、下半期になればいくつか大作や人気作の新シーズンが見られそうな予感がします。
個人的な最大の注目作はNetflixのドイツ製SFドラマ『トライブス』ですかね。ドイツドラマは熱いですから。あと、ゲームはやってないけど、Showtimeの『Halo』は気になる。
それでは、2021年も皆様がより良い海外ドラマに出会えますように。