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海外ドラマ飯を作ってみた【The Bearのオムレツ】

 1年ほど前に、『一流シェフのファミリーレストラン』(原題 The Bear)のシーズン1を観て、その影響でドラマに登場したパスタを作ってみました。その模様は以下の記事にまとめてあります。

関連記事:海外ドラマ飯を作ってみた【The Bearのパスタ】 - 海外ドラマパンチ

 

 この度、The Bearのシーズン2がDisney+(ディズニープラス)で配信されました。これまたとても面白く、素晴らしいシーズンでありました。まだ観ていない人は、ぜひとも観てみてください。今、私が一番おすすめするドラマです。ちなみに、この記事にはドラマのネタバレはないので、未見の方もご安心ください。

関連記事:ドラマ『一流シェフのファミリーレストラン』(原題 The Bear)シーズン2感想 - 海外ドラマパンチ

 

 シーズン2の第9話で、登場人物の1人であるシェフのシドニーがオムレツを作るシーンが登場します。シドニーはプロのシェフなので、オムレツを作るぐらい楽勝なのですが、ちょっとした彼女流のアレンジも加えていました。それが、ドラマの中ではご丁寧に説明されていて、あたかも視聴者にも作ってみなさいと言わんばかりの勢いです。

 

 そんな風に挑戦されたら、こちらも黙ってはいられません。その挑戦、受けて立とうではありませんか。コンセプトは前回と同じです。料理のほとんど出来ない男子大学生が、自分の部屋にある最低限の料理道具と近所のスーパーで買ってきた食材をもとに、ドラマに出てきた料理を再現しようというわけです。

 

 材料も作り方もドラマですべて説明されていたのですが、参考までに以下のワシントンポストの記事を参考に料理をすることにしました。このオムレツが普通のレシピとちょっと違う点は、とりあえず材料を見てもらえればわかります。

関連記事:‘The Bear’ Boursin Omelet With Potato Chips Recipe - The Washington Post

 

材料

Lサイズの卵3つ

スプーン1/8の塩

スプーン1杯程度の無塩バター

スプーン2杯分のブルサンチーズ(ガーリック&ハーブ味)

少量のチャイブ

サワークリームオニオン味のポテトチップス

ブラックペッパー

 

 シドニーのオムレツは、簡単に言えばクリームチーズを卵で包んで、トッピングとして砕いたサワークリームオニオン味のポテトチップスを乗せたものです。

 

 最初の課題は、チーズです。ワシントンポストの記事では、ガーリック&ハーブ味のクリークチーズと指定されており、その例としてブルサンが挙げられています。ドラマの中では、ブルサンのチーズだと名指ししていました。そんなものが近所のスーパーに売っているのでしょうか?

 

 ということで軽く事前リサーチ。すると、どうやら日本でもちゃんと流通しているようで、カルディに売っているそうです。さすが。カルディはスーパーではありませんが、私の生活圏内にもあるので、早速買いに行きました。

www.kaldi.co.jp

 

 すると、確かに冷蔵庫の中のチーズコーナーにありました。でも、よく見てみると、そこにあったのは「オニオン&チャイブ」と「ペッパー」のみ。「ガーリック&ハーブ」ではありません。ここまで来て「ガーリック&ハーブ」でないのは悔しいですが、仕方ないので「オニオン&チャイブ」を買って帰ってきました。ちなみに、値段は税込645円です。

 

 

 これで材料が揃いました。ポテチは、カルビーのスーパーポテトにしました。プリングルスにもサワークリームオニオン味がありますけど、ドラマの中ではギザギザのポテチが使われていたのでこっちにしました。しかも、カルビーの方が安いです。

 

 材料さえ用意すれば、料理手順はシンプルです。ここに簡単に書いておきましょう。

 

①卵3個を混ぜる。少量の塩も入れる。

②フライパンにバターを敷き、温まったら溶かした卵を広げる。

③少し卵が固まり始めたら、その上にチーズを線上に敷く。

④卵を丸めてチーズを包む。

⑤皿に乗せ、表面にバターを塗り、砕いたポテチとブラックペッパー、チャイブをトッピングする。

 

 卵をかき混ぜるのは完璧にできました。ドラマでは、網状のお玉の上で卵をかき混ぜていたのですが、そんなものは持っていないので、ただのざるでやりました。でも、正直、ざるでやる意味が全然わかりませんでしたし、後で洗うのがとても面倒だったので、普通にボールでかき混ぜれば良いと思います。

 

 

 続いて、フライパンを温めてバターを塗ります。そして、卵を投入。ここまでは良かったのですが、ここで問題が発生します。卵が一瞬で固まってしまうのです。これでは、チーズを入れている暇などありません。どうしたものかと思って、急いで火を弱めましたが、そんな努力も空しく、あっという間にスクランブルエッグが出来上がっていました。

 

 

 そういえば『シッツ・クリーク』で、デイヴィッドとモイラがレシピに沿って料理をしているシーンで、レシピには「できあがったものをチーズで包む」と書いてあるのに、手元にはバラバラのチーズしかないというネタがありました。それと同じ状況です。スクランブルエッグでは、チーズを包むことができません。

 

 ということでやり直し。卵を追加で買ってきてもう一度かき混ぜます。そして、今度はフライパンの火を激弱にして、卵が固まらないように慎重を期します。すると、今度はなんとかうまくいきそうです。少なくとも、スクランブルエッグになる前にチーズを入れることができました。

 

 そして、皿に乗せて、あとはトッピングするだけです。フライパンで作業している最中に写真を撮っている暇はなかったので、もう完成の写真です。VIOLA!(ヴォアラ!)

 

 そうは言っても、卵はスクランブルエッグになりかかっていますし、チーズを包んでも穴だらけです。オムレツは、露骨に料理のセンスが出ますね。難しい。

 

 でも、一応出来上がりました。いざ、実食。う~ん、これは美味しい。ブルサンチーズが美味しい。卵も合っています。そこに、ポテチの塩気が少しあるのが良いですね。チーズ&卵だけだと、だいぶコッテリしていますから。赤ワインなんかもあると、なお良さそうです。

 

 それでも、まだコッテリしています。半分くらいはスムーズに食べましたが、残りの半分は飽きてきました。直前に、卵3個分のスクランブルエッグも食べていますから。それに、100gのチーズを全部入れる必要はなかったかもしれません。半分の量で十分です。ポテチは全然ありだったので、もっとかけても良いくらいでした。

 

 こんな感じです。カルディにいけば材料は揃いますし、料理工程はほとんど一般的なオムレツと一緒です。そもそも普通のオムレツを作るのが私には難しかったのですが、このくらいは練習して、将来的には私の料理のレパートリーに加えられるようになりたいなと思いました。

 

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