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モリー・ゴードンの経歴や出演作を紹介!映画『シアター・キャンプ』『ブックスマート』,ドラマ『THE BEAR』で注目

 映画『シアター・キャンプ』やドラマ『一流シェフのファミリーレストラン』(原題 The Bear)で注目度が高まっている女優のモリー・ゴードン。今回は、そんな彼女のプロフィールや出演作を紹介します。

 

 

 

モリー・ゴードンの生い立ち

 モリー・ゴードンは、 1995年12月6日にロサンゼルスのユダヤ系の両親のもとに生まれました。彼女は、幼い頃からLAの舞台に立ち、4歳のときには俳優のベン・プラットと共演して「屋根の上のバイオリン弾き」、5歳のときには「努力しないで出世する方法」に出演しました。

 

 また、彼女はプラットやビーニー・フェルドスタインと共にTheater Geeks of Americaというグループを結成し、地元の老人ホームで公演を行っていました。その後、ニューヨーク大学に進学するものの、学修内容に不満があったため2週間で退学して、夜間授業に通いながらBalthazarでホステスとして働きました。

 

 モリー・ゴードンは、テレビでコント番組の『サタデー・ナイト・ライブ』を観たり、コメディグループThe Groundlingsの公演を観賞することが多く、やがてコメディ俳優を目指すようになりました 。

 

モリー・ゴードンのキャリア

 モリー・ゴードンは、2001年の映画『アイ・アム・サム』に子役として出演したのが映画デビューでした。大学進学後、オフ・ブロードウェイの舞台やテレビドラマ、映画のさまざまな脇役を演じました。

 

 2015年には、ドラマ『Animal Kingdom』のNicky役にキャスティングされ、シーズン1~3にレギュラー出演しました。2018年の映画『ライフ・オブ・ザ・パーティー』ではメリッサ・マッカーシーの娘を演じ、2019年には映画『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』にアナベル(トリプルA)役で出演しました。

 

 他に、映画『グッド・ボーイズ』『ユー・ピープル ~僕らはこんなに違うけど~』、ドラマ『ラミー 自分探しの旅』『ウイニング・タイム -レイカーズ帝国の誕生-』などに出演しています。

 

 2022年には、ミュージカルコメディ映画『シアター・キャンプ』の製作・主演・共同監督を務めます。同作は、2020年に幼馴染のベン・プラットらとともに製作した短編映画がベースになっています。2023年には、ドラマ『一流シェフのファミリーレストラン』で主人公の恋人役を演じました。

 

モリー・ゴードンの代表作

映画『ブックスマート』

新時代の青春コメディ映画として絶賛を浴びた映画『ブックスマート』に、モリー・ゴードンはトリプルAことアナベル役で出演しています。ちなみに、本作の主演のビーニー・フェルドスタインとモリー・ゴードンは幼いころから一緒に子役などをやっていた友人。

 

ドラマ『一流シェフのファミリーレストラン』

配信が始まるや大ヒットを記録した熱血料理ドラマ『一流シェフのファミリーレストラン』。そのシーズン2に、モリー・ゴードンは、ジェレミー・アレン・ホワイト演じる主人公の恋人のクレア役で出演しています。シーズン2から登場したアウトサイダー的なキャラクターは、ちょっとした論争にもなりましたが、詳しくは以下の記事で。

関連記事:『一流シェフのファミリーレストラン』(原題 The Bear)シーズン2のクレアに関する考察 - 海外ドラマパンチ

 

映画『シアター・キャンプ』

モリー・ゴードンが、幼馴染のベン・プラットらとともに製作した映画『シアター・キャンプ』。夏の演劇学校の様子をコメディタッチに描いた作品です。本作で、モリー・ゴードンは演者としてだけでなく、映画制作者としての能力も証明しました。

 

 

モリー・ゴードンの人脈

 この記事を書いていて思ったのですが、モリー・ゴードンの人脈が面白いですね。幼いときに、すでに俳優のベン・プラットとビーニー・フェルドスタインと知り合いでした。そのビーニー・フェルドスタインが主演する映画『ブックスマート』に出演したことでノア・ガルビンと出会い、後に一緒に映画『シアター・キャンプ』の製作を行っています。

 

 また、彼女は2020年にエマ・セリグマン監督、レイチェル・セノット主演の映画『Shiva Baby』にも出演しています。エマ・セリグマンとレイチェル・セノットは、大学時代からアイオウ・エディバリーと共にコメディ作品を作ることも多く、そのアイオウ・エディバリーはモリー・ゴードンの映画『シアター・キャンプ』に出演しています。その直後に、アイオウ・エディバリーが準主演を務めるドラマ『一流シェフのファミリーレストラン』に、今度はモリー・ゴードンが出演することになります。

 

 なんというか、人間関係がめぐりめぐっていますね。もしかしたら、人脈作りが上手いのかもしれません。きっと、また一緒に仕事をしたいと思えるような人なのでしょう。

 

モリー・ゴードンのインスタグラム

 モリー・ゴードンは、自身の公式インスタグラム @mollsterg を持っており、しばしば更新しています。

 

映画『シアター・キャンプ』に際して。

 

映画『ブックスマート』で共演したケイトリン・デヴァーと結婚式に出席。

 

モリー・ゴードンのまとめ

 こうやってまとめてみると、モリー・ゴードンは面白いキャリアを築いたことがわかります。映画やドラマの端役を多くやっていたのは俳優なら誰しもが通る道ですが、その中で色々な人と出会い、後の作品でコラボレーションをしていることが少なからずあります。

 

 モリー・ゴードンは、映画『シアター・キャンプ』では、映画制作者としての側面も見せてくれたので、演者としても制作者としても今後が楽しみです。

 

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