3年前にノルウェーの歌手、シグリッドについての記事を書きました。3年前というと2020年の5月なのですが、シグリッドはこのときに来日する予定がありました。しかし、コロナ禍によりキャンセルされてしまい、それっきりとなっていました。
関連記事:北欧出身歌手 Sigrid(シグリッド)が熱い!代表曲やプロフィールを紹介 - 海外ドラマパンチ
そして、ついに、2023年5月。シグリッドが初来日することが決まりました! また、今年になって、ようやく初めてシグリッドのアルバムが日本でリリースされることになりました。
今や、海外アーティストの曲でもストリーミングですぐに聞ける時代なので、日本でリリースされることにどれだけの意味があるのかわかりませんが、このことで日本でも少しでもシグリッドのことを知ってくれる人が増えるなら、とても嬉しいです。
ジャパン・エディション
2023年5月10日に、日本で初めてリリースされるシグリッドのアルバムが「ハウ・トゥ・レット・ゴー(ジャパン・エディション)」です。これは、昨年シグリッドがリリースした2ndアルバム「How To Let Go」に準拠していますが、1stアルバムの「Sucker Punch」からも何曲か収録されています。
曲目リスト
1 イット・ゲッツ・ダーク
2 バーニング・ブリッジズ
3 リスク・オブ・ゲッティング・ハート
4 サッカー・パンチ*
5 サンク・ミー・レイター
6 ダンサー
7 ダイナマイト*
8 バッド・ライフ (with ブリング・ミー・ザ・ホライズン)
9 ミステイク・ライク・ユー
10 ア・ドライヴァー・セイヴド・マイ・ナイト
11 エヴリバディ・セズ・ゼイアー・ファイン
12 ハイ・ファイヴ*
13 プロット・ツイスト*
14 ドント・キル・マイ・ヴァイブ*
15 ストレンジャーズ*
16 グロウ
17 ドント・フィール・ライク・クライング*
18 ミラー
19 イット・ゲッツ・ダーク (エルカ・リミックス) (ボーナス・トラック)
(*マークが付いている曲は、How To Let Go以前のもの)
この曲目を見ると、ジャパン・エディションの「ハウ・トゥ・レット・ゴー」は2ndアルバム「How To Let Go」の日本版というより、これまでのシグリッドのベスト盤という感じもします。
シグリットのこれまでの経歴などは、以下の記事を参考にしてもらえればと思います。
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来日イベント
もう5月なので、シグリッドの来日イベントに参加しようと考えている人はもう予定を抑えてあるかと思いますが、改めてまとめておきます。
5月25日(木) 単独公演 @duo MUSIC EXCHANGE(渋谷)
5月26日(金) トーク&サインお渡し会 @HMV&BOOKS SHIBUYA 5Fイベントスペース
5月27日(土) The Greemroom Festival出演 @横浜赤レンガ倉庫
参照:NEWS - シグリッド | Sigrid - UNIVERSAL MUSIC JAPAN
25日と27日のライブはチケットが必要なので、行くつもりだけどまだ買っていない方はお早めに。26日のトークイベントにはチケットは要りません。ただし、それまでにHMV&BOOKS SHIBUYA 5Fで「ハウ・トゥ・レット・ゴー」のCDを予約・購入した人には、先着で整理券が渡されるので、当日は優先入場することができます。
もう一度愛を叫ぶ
この3年ぐらい、ずっとシグリッドの曲を聴き続けている気がします。一瞬たりとも聞き飽きたことはないですね。特に、昨年は3年ぶりのアルバム「How To Let Go」が出たので、なおさら嬉しい年でした。
特に、Bring Me The HorizonとデュエットしたBad Lifeは、感動的ですらあります。嫌なことがあっても、別にBad Life(悪い人生)なわけじゃなくて、ただのBad Day(悪い日)に過ぎないんだという歌詞に元気づけられます。
一方、底抜けに明るいのがA Driver Saved My Night。孤独で涙を流しそうな気分のときにタクシーに乗っていたら、運転手が振り向いたので涙が止まり、もしかしたらこの運転手のおかげで人生が救われたのかもしれないという話です。曲調はとにかく明るくて、自然とこっちも明るい気分になります。
シグリッドの曲は、ラブソングとか失恋ソングはあまりなくて、基本的に「ありのままの自分を受け入れること」とか「自分を愛すること」とか、そういったテーマのものが多いです。そういうことは、近年はちゃんと重要性が認識されているように感じますが、やっぱり凄く大事だと思うんですよね。
そういうメッセージをストレートに歌詞に込めてくれるから好き。しかも、それでいて、曲としては徹底してポップを貫いています。結局、音楽を聴いて楽しんでもらえるのが一番で、ライブで観客と一緒に楽しめることほど素晴らしいことはないから、とシグリッド自身が語っているのも清々しい。
何よりも、シグリッドは本当に音楽が好きなんだなというのがライブやインタビューの動画を見ていて、いつも伝わってきます。これからもずっとそうであってほしいなと心から思っていますし、私はシグリッドを応援し続けます。