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この海外ドラマが気になる<2022年12月>とSpotifyまとめの話

 12月に入り、急に冷え込んできました。こんなときは、家でぬくぬく海外ドラマを観るのも良いものです。筆者は、気温など関係なく1年中そんなことをやっているわけですが。

 

 さて、これまで「この海外ドラマが気になる」シリーズは、私がこの海外ドラマパンチとは別に運営している第三のブログで書いてきましたが、今月からはこちらで書いていくことにします。他の記事と比べると、もっと気ままに最近気になることをつらつらと書いています。今回は、2022年12月の気になる海外ドラマの他に2022年11月の海外ドラマベスト5、さらに先日公開されたSpotifyまとめについて語っていきます。

 

 

気になるドラマ

『神話クエスト』シーズン3 Apple TV+ 毎週金曜

『窓際のスパイ』シーズン2 Apple TV+ 12月2日から毎週金曜

『ようこそレクサムへ』シーズン1 Disney+ 12月7日

『アトランタ』シーズン4 Disney+ 12月14日

 

 まずは、ロブ・マケルヘニーの2作品から。日本では『フィラデルフィアは今日も晴れ』の知名度が皆無なので、このドラマのクリエイター兼レギュラー出演者と言ってもほとんど通じないのかもしれません。ただ、16年以上に渡って継続して高い人気を得ているコメディドラマを作って出演している人だと知れば、かなり才能のある人なのが感じられると思います。

関連記事:愛すべきクズたちのドラマ『フィラデルフィアは今日も晴れ』を観よう - 海外ドラマパンチ

 

 Apple TV+の『神話クエスト』もロブ・マケルヘニーが製作・主演しているコメディドラマです。『フィラデルフィア~』ほどコメディ色は強くないものの、キャラクターの個性がはっきりしていて面白く、ドラマ性もあります。実はよくできたドラマです。

関連記事:Apple TV+のドラマ『神話クエスト』の神回を観てほしい - 海外ドラマパンチ

 

 ロブ・マケルヘニーは、最近、ライアン・レイノルズとイギリスのサッカーチームを買ったのですが、その顛末がDisney+で配信予定のドキュメンタリーシリーズ『ようこそレクサムへ』で映し出されています。ロブもライアンも面白くて、でも根は真面目で良い人なので、たぶんこのドキュメンタリーも楽しめると思います。

 

 Apple TV+『窓際のスパイ』は、ゲイリー・オールドマンが主演する落ちこぼれスパイ集団の話。スパイものですが、ストーリーは分かりやすく、気軽に楽しめる作品になっています。

関連記事:Apple TV+『窓際のスパイ』シーズン1感想|落ちこぼれスパイ集団の下剋上? - 海外ドラマパンチ

 

 ドナルド・グローバーの『アトランタ』は、ついにファイナルシーズン。大きなストーリーといったものがあるシリーズではないので、どのような終わり方をしても大丈夫そうではあります。『アトランタ』以降、『アトランタ』みたいなドラマ、つまり社会派だけどゆるいユーモアがあるようなドラマが増えたような気もするので、偉大なシリーズですよ。

 

 気になる新作はこのくらいです。今月は少なめ。落ち着いて今年見逃していたドラマを観ることができそうです。Netflix『1899』『ダーマ―』『ウェンズデー』『ザ・プレイリスト』やU-NEXT『スーパー・パンプト』『イルマ・ヴェップ』も気になっていますが、それらは来年に回し、スターチャンネルEXで『原潜ヴィジル』『スモール・アックス』『クイズ』『80日間世界一周』『We Are Lady Parts』『I Hate Suzie』あたりをまとめて観てみようかなとも思っています。

 

2022年11月ベスト5

 先月観たドラマは全部で9シーズン。その中から、新旧問わずベスト5をサクッと決めてみました。

 

1位『フィラデルフィアは今日も晴れ』シーズン6 Disney+

2位『窓際のスパイ』シーズン1 Apple TV+

3位『ジャック・リーチャー~正義のアウトロー~』シーズン1 Amazon

4位『ブラック・バード』 Apple TV+

5位『デビルズ・アワー~3時33分~』シーズン1 Amazon

 

 今月はあまりビビっと来るドラマに出会えませんでした。なので、安定して面白いコメディドラマ『フィラデルフィアは今日も晴れ』をトップにしました。特に、シーズン最終話のクリスマス・スペシャルは、いつも通りアホなことばかりやっているのに、友情というか青春みたいなものをチラ見せしてくるからズルい。

関連記事:愛すべきクズたちのドラマ『フィラデルフィアは今日も晴れ』を観よう - 海外ドラマパンチ

 

 ゲイリー・オールドマン主演『窓際のスパイ』は普通に面白かった。今月から始まるシーズン2も楽しみです。Amazonの『ジャック・リーチャー』もちゃんと面白いアクションドラマでした。最近のハードボイルドなドラマならAmazon Originalに限ります。

関連記事:Apple TV+『窓際のスパイ』シーズン1感想|落ちこぼれスパイ集団の下剋上? - 海外ドラマパンチ

 

 実話を基にした猟奇犯罪者尋問ドラマ『ブラック・バード』は、一部で評価が高いのは知っているのですが、私の期待値には及ばず。会話を通して徐々に事実が明かされていく瞬間は興奮しましたが、そうは言っても実話ベースのせいなのか、展開にキレが足りない。

 

 5位『デビルズ・アワー』は、最終話で明かされる展開は大いに驚きましたし感心しましたが、そこに至るまでが長ったらしく感じました。5話しかないのに。ベスト5には入れませんでしたが、Apple TV+の『フォー・オール・マンカインド』シーズン3とAmazonの『ペリフェラル~接続された未来~』シーズン1も良いところはあるのに活かしきれていないのがもったいない。悩ましい。

関連記事:ドラマ『デビルズ・アワー~3時33分~』シーズン1ネタバレ解説 - 海外ドラマパンチ

 

Spotifyまとめ

 12月に入るともう今年も残り少しだなと感じてしまうのですが、近年はSpotifyのせいで12月1日から早速そんな気分になってしまいます。ともかく、Spotifyユーザーにはお馴染みなのですが、毎年この時期になると、今年よく聞いた曲やアーティストをSpotifyが個人それぞれに教えてくれます。

 

 このSpotifyまとめは、ベストアルバムなどではなく、実際によく聞いた曲なので、個人の嗜好がもろに出てしまいます。ということで、私のSpotifyまとめを一部紹介します。ちょっと海外ドラマも関係あります。

 

トップアーティスト

1位 The Regrettes

2位 Sigrid

3位 パラモア

4位 Anteros

5位 Paul Haslinger

総計42,142分

 

 そもそも総時間がヤバいですね。ほぼ30日間です。音楽配信サービスは、ほぼSpotifyしか使っていないので、日常的に使っているとこのくらいになるのでしょうか。ブログを書いているときは、いつも何か聞いているので、毎日2時間と言えば、まぁそのくらいの作業時間はいつもあるかなという気はします。

 

 私自身、音楽にさほど詳しいわけではないのですが、知らないなりのこだわりを持って聞いています。聞いているのは、圧倒的に女性ボーカルのグループが多く、インディー・ポップ&ロック周辺が特に好きです。

 

 1位は、Lydia Night率いるロサンゼルスのロック&ポップバンドのThe Regrettes。その存在を知ったのは今年に入ってからですが、Z世代には刺さるメッセージが多いですね。あと、Lydia Nightの誕生日が自分と非常に近いので、勝手に親近感を感じています。

関連記事:今注目したい若手バンドThe Regrettes(ザ・リグレッツ)を紹介! - 海外ドラマパンチ

 

 2位は、ノルウェーのポップシンガーソングライターのSigrid。好き度で言ったら一番です。2020年の映画『ティーン・スピリット』でエル・ファニングがDon’t Kill My Vibeを歌っていたのが最初のSigridとの出会いで、その後に本人の歌を聞いてからどんどんハマっていきました。Sigridは、歌唱力もしっかりあるし、ザ・ポップな明るい曲を作ってくれるし、大好き。今年は、3年ぶりのアルバムHow to Let Goもリリースされました。もし、今年の一曲を選ぶなら、SigridとBring Me the Horizonのコラボ曲のBad Lifeです。

関連記事:北欧出身歌手 Sigrid(シグリッド)が熱い!代表曲やプロフィールを紹介 - 海外ドラマパンチ

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↑ストレートに人生を励ましてくれるので、うっかりすると泣きそうになります。ツラいことがあったときは特に。

 

 3位のパラモアはご存知の人もいるでしょう。今さらと言われるのかもしれませんが、時代に関係なく自分の好きな曲を見つけられるのが音楽ストリーミングサービスの時代です。しかも、今年はパラモアにとって5年ぶりとなる新曲This Is Whyも出ました。アルバムも来年2月に出るそうです。Paramore is BACK!

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 パラモアとはまた異なり、4位のAnterosはほとんど知名度がないバンドでしょう。だが、そこが良い。ロンドン出身の4人組バンドAnterosは、2020年頃を境に実質的な活動休止状態にあります。インディー色は強めですが、実は良い曲を作ってます。もっと注目されても良いはず。と思っていた11月末日に、ヴォーカルのLaura Haydenがソロで曲を作っている最中であることを自身のInstagram上で明かしました。待ってました!

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↑実はNetflix映画『ユーロビジョン歌合戦~ファイア・サーガ伝説~』にも出演してこの曲を10秒間だけ披露しています。

 

 海外ドラマの話に戻りましょう。5位にPaul Haslingerがランクインしているのは、ドラマ『ホルト・アンド・キャッチ・ファイア』のサウンドトラックを聞きまくっていたからです。1980年代のPC業界を舞台にしたこのドラマで使われている曲は、80年代らしいエレクトリックな要素もありながら、控えめでクールです。とてもよくできたサウンドトラックです。あと、このサントラを聞くと集中力が上がる気がするので、そんな目的で使っていることもあります。

関連記事:80年代の熱きPC開発競争を『ホルト・アンド・キャッチ・ファイア』で目撃せよ - 海外ドラマパンチ

 

 こんな感じで、今年のまとめ的なイベントが次々と出てくる時期になりましたが、当ブログ「海外ドラマパンチ」でも年間ベスト海外ドラマを近々発表します。題して「パンチ・アワード2022」。予告しておくと、今年のパンチ・アワードは二部構成です。なにしろ今年は対象作品数が多いので、部門賞をまとめて「クリエイティブアーツ・パンチ・アワード」として発表します。お楽しみに。

 

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