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今注目したい若手バンドThe Regrettes(ザ・リグレッツ)を紹介!

 洋楽アーティストの紹介は久しぶりです。今回紹介したいのは、リディア・ナイト率いるアメリカの4人組バンドThe Regrettes(ザ・リグレッツ)。ときに古風なロックを思わせる音楽でありながら、その歌詞はいつも現代的。Z世代らしい若さとポップも存分に備えたおすすめバンドThe Regrettes(ザ・リグレッツ)のメンバーやプロフィール、代表曲を紹介していきます。

 

 

 

The Regrettesのプロフィール

 The Regrettesは、リディア・ナイト(Lydia Night)がリードボーカル、リードギターを担当し、実質的なバンドのリーダーとして率いています。現在の他のメンバーは、リードギターのジェネッサ・ガリアーノ(Genessa Gariano)、ベースのブルック・ディクソン(Brooke Dickson)、ドラムスのドリュー・トムセン(Drew Thomsen)の3人。

 

 リディア・ナイトは、2000年10月13日生まれ。ルイジアナ州ニューオーリンズで生まれた育ったリディアは、2歳の頃には父親が経営するナイトクラブでラモーンズの曲を歌ったことがあるそう。その後、家族とともにカリフォルニア州サンタモニカに引っ越し、ここで7歳の頃にはバンドを始めています。

 

 2012年にマーリー・マーフィ(Marlhy Murphy)と結成したバンドPretty Little Demonsは、その翌年にはサウス・バイ・サウスウエストのステージに立っています。当時のリディアは12歳であり、これはサウス・バイ・サウスウエストの最年少記録だそう。

 

 2015年に、バンド名をThe Regrettesに変えてEPのHey!を作り、その後にマーリーは脱退しています。マーリー・マーフィーは、現在、女優としても活動しています。この頃にはジェネッサが加入し、メンバーがたまに入れ替わりながらもThe Regrettesは現在に至っています。2019年には、サマソニで公演するために初来日しています。

 

主なディスコグラフィー

2015年 EP Hey!

2017年 アルバム Feel Your Feelings Fool!

2018年 EP Attention Seeker

2019年 アルバム How Do You Love?

2022年 アルバム Further Joy

 

The Regrettesの代表曲

Hey Now(2016年)

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 The Regrettesの音楽は、1950~60年代のロック&ポップの流れを受け継いでいると言われています。Hey NowのMVは、まさに1960年代のライブを再現しています。ただし、The Regrettesは1950年代をそのまま肯定しているわけではありません。MVの中では、当時の女性や黒人への差別がさらりと描かれています。

 

余談:アメリカの古き良き時代とされる1960年代を描きながら、美化されがちな当時の根強い差別意識や偏見を明らかにするようなエンタメ作品の潮流が2010年以降しばしば見られます。最近だと映画『ラストナイト・イン・ソーホー』もそうですね。中でも、海外ドラマ『マッドメン』は最も代表的な作品の一つ。あるインタビューで、The Regrettesのジェネッサは『マッドメン』からファッションの影響を受けていると答えています。ちなみに、リディアは同じ質問に対して『ムーンライズ・キングダム』と『ツイン・ピークス』を挙げています。

参考記事:Style Record: The Regrettes - Paste

 

Seashore(2017年)

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 Seashoreは、女性に対してバカにしているかのような接し方をしてくる男たちにクソくらえと言っている曲です。今風に言うところの「わきまえない女」について歌うフェミニズム的な内容になっています。

 

I Dare You(2019年)

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 I Dare Youは、なぜかわからないけどどうしても好きになってしまうという気持ちを歌った曲です。2022年に発表したAnxieties(Out of Time)も片想いについて歌った曲になっています。

 

Monday(2021年)

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 Mondayは、歌詞にexistential crisis(実存的危機)という言葉が出てくるなど、社会不安症やメンタルヘルスに関する曲なのではないかと思います。なお、MVの2:44頃などにDJ役として出演しているのは、オリヴィア・ロドリゴ。

 

The Regrettesのインスタグラム

 
 
 
 
 
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 The Regrettesの音楽は1950~60年代っぽいと書きましたが、実際のメンバーはとっても現代の若者らしさに溢れています。インスタグラムの更新もまめにしており、メンバーの日常を垣間見ることができます。

 

 
 
 
 
 
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 インスタグラムで67万以上のフォロワーがいるリディア・ナイトは、ファッションアイコンにもなっています。ちなみに、現在のリディアの彼氏は、ドラマ『13の理由』や映画『ドント・ブリーズ』に出演している俳優のディラン・ミネット。

 

 

まとめ

 The Regrettes(ザ・リグレッツ)の音楽は元々レトロなロックの潮流を受け継いでいたものから、最近は80年代ロック&ポップなど様々なジャンルを試しています。ただし、それらの曲の内容には、いずれもフェミニズムや自己肯定など現代的なメッセージが込められています。リーダーのリディア・ナイトは、現在21歳でありながら、音楽界で10年以上のキャリアがあり、そのカリスマティックな魅力は若者を中心に高い支持を集めています。今後の活躍からも目が離せません。

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