印象的なカーリーヘア、聞き馴染みのない田舎訛り、強い自信の裏に見え隠れする弱さ。訛りと自信の話は『オザークへようこそ』で演じているキャラクターのことですが、それにしてもジュリア・ガーナーは非常に記憶に残る女優です。今回は、近年注目の若手女優ジュリア・ガーナーのプロフィールや代表作を紹介します。
関連記事 Netflixドラマ『令嬢アンナの真実』ネタバレ感想|真の悪者はだれ? - 海外ドラマパンチ
ジュリア・ガーナーのプロフィール
ジュリア・ガーナー(Julia Garner)は、1994年2月1日にニューヨーク市ブロンクスで生まれました。父親は画家、母親はセラピストです。15歳から演技のレッスンを始め、17歳のときにショーン・ダーキン監督の映画『マーサ、あるいはマーシー・メイ』に出演。エリザベス・オルセンやサラ・ポールソンらが出演したこの映画は、サンダンス映画祭での監督賞を始め高く評価されています。
2012年には、監督のデヴィッド・チェイスから誘われて、映画『Not Fade Away』に出演しています。デヴィッド・チェイスといえば、2000年代にHBOのドラマ『ザ・ソプラノズ』を製作して絶賛されていましたから、ジュリア・ガーナーも凄い人にスカウトされたものです。
初主演を果たしたのは、2012年の映画『エレクトリック・チルドレン』でのこと。その後も映画『ウォールフラワー』『シン・シティ 復讐の女神』など様々なハリウッド映画に出演。2015年からはドラマ『ジ・アメリカンズ』にレギュラー出演、2018年のNetflixドラマ『マニアック』ではエマ・ストーンと共演しています。
2017年からはNetflixのドラマ『オザークへようこそ』にレギュラー出演。その演技は高く評価され、2019年と2020年のエミー賞助演女優賞(ドラマ部門)を2年連続受賞しました。
2019年には、アメリカのバンド「フォスター・ザ・ピープル」のボーカルのマーク・フォスターと結婚しています。
この投稿をInstagramで見る
ジュリア・ガーナーの代表作
『オザークへようこそ』2017年~
麻薬カルテルの資金洗浄をするために田舎のオザーク湖へやってきた一家を描くNetflixドラマ『オザークへようこそ』で、ジュリア・ガーナーは地元民のルース・ラングモアを演じています。ルースは犯罪一家の娘であるために、生まれたときから犯罪者になるものだとして育てられ、周囲からもそう見られてきました。そんな複雑なキャラクターを演じ、エミー賞を2年連続受賞。
ジュリア・ガーナー自身は生まれも育ちもニューヨークの都会っ子なのですが、本作では田舎訛りの英語を話しています。また、やたらと悪態を吐くキャラクターでもあり、その独特な話し方はオザークファンを虜にしています。
関連記事 Netflixドラマ『オザークへようこそ』シーズン4パート1感想:家族のために - 海外ドラマパンチ
『マニアック』2018年
何とも不思議で何とも説明しようのないNetflixのリミテッドシリーズ『マニアック』にもジュリア・ガーナーは何話か出演しています。特に印象的なのは、第8話でエマ・ストーンとともにエルフになっていた場面。さながら『ロード・オブ・ザ・リング』か『ウィッチャー』にでも出てきそうです。
『令嬢アンナの真実』2022年
2022年2月に公開されるNetflixのリミテッドシリーズ『令嬢アンナの真実』では、ジュリア・ガーナーは実在の詐欺師アンナ・デルヴィーを演じます。資産家を次々と騙し続けた女性をどのように演じるのか、楽しみです。
ジュリア・ガーナーのインスタグラム
ジュリア・ガーナーはインスタグラムのアカウントを持っており、定期的に更新しています。授賞式や写真撮影などでビシッと決めた画像が多く、
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
2019年のファッションの祭典メットガラにZAC POSENの衣装で現れたジュリア・ガーナー。印象的なカーリーヘアーを活用した頭飾りにも注目。
この投稿をInstagramで見る
ストレートヘアーにするとだいぶ印象が変わります。
ジュリア・ガーナーのまとめ
20代にしてすでにエミー賞を2回獲得しているジュリア・ガーナーは、今後もドラマや映画などで幅広く活躍していったくれるでしょう。今後、最も注目していきたい俳優の一人です。