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マイケル・ケネス・ウィリアムズ is coming! 出演作,プロフィール,年齢などを紹介

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  顔の大きな傷跡が特徴的なこの人に見覚えはありますか?今回は、『THE WIRE/ザ・ワイヤー』のオマール役でブレイクし、現在まで大活躍している俳優のマイケル・ケネス・ウィリアムズのプロフィールを紹介します!Omar's coming, yo!

 

追記:2021年9月7日、マイケル・ケネス・ウィリアムズは54歳で亡くなりました。ドラマ『ラブクラフト・カントリー』で今年のエミー賞にノミネートされるなど、まだまだ現役で素晴らしい演技を見せてくれていました。心よりご冥福をお祈りいたします。

 

  

マイケル・ケネス・ウィリアムズのプロフィール

 マイケル・ケネス・ウィリアムズ(Michael Kenneth Williams)は、1966年11月22日にアメリカ・ニューヨーク市ブルックリンで、バハマ出身の母親とアメリカのサウスカロライナ州出身の父親の間に生まれました。現在53歳、身長は178cmです。

 

 大学時代は地元の劇団に入ったり臨時の仕事をしたりしていたのですが、ジャネット・ジャクソンの「リズム・ネイション1814」というアルバムに衝撃を受けて、学校も仕事も辞めてダンサーを目指します。ダンサーの仕事を探すも最初はそう上手くいくはずもなく、1年ほどホームレス状態で生活しました。その後、ダンサーとして活躍し、ジョージ・マイケルやマドンナのバックダンサーも務めたこともありました。

 

 ところで、マイケル・ケネス・ウィリアムズと言えば、顔にある大きな傷跡が特徴的です。これは、彼が25歳の誕生日のときにニューヨークのバーで喧嘩したときに出来たものだそう。しかし、この傷跡のおかげでかえってダンサーや役者としての仕事が増えたそうです。まさに怪我の功名。

 

 1996年には、映画『ハード・ブレット 仁義なき銃弾』に出演しました。この後、ドラマ『LAW & ORDER』に出演するなどし、2002年からはついに彼の代表作となる『THE WIRE/ザ・ワイヤー』に出演します。

 

 ちなみに、現在マイケル・ケネス・ウィリアムズには妻はいませんが、イライジャ・ウィリアムズという息子がいます。今は女優のターシャ・スミスと交際中のようです。

 

 

 

マイケル・ケネス・ウィリアムズの出演作

『THE WIRE/ザ・ワイヤー』2002~2008年

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 マイケル・ケネス・ウィリアムズの名前を一気に知らしめ、そのイメージを決定的にしたのが『THE WIRE/ザ・ワイヤー』です。彼は、HBOの名作ドラマ『THE WIRE/ザ・ワイヤー』において、売人たちから麻薬を盗むアウトローのオマール・リトルを演じました。ドラマの中で圧倒的なカリスマ性を放つオマールは、テレビドラマ史上でも屈指の名キャラクターとして知られます。

関連記事:なぜ『THE WIRE/ザ・ワイヤー』は史上最高のテレビドラマと言われるのか? - 海外ドラマパンチ

 

『ボードウォーク・エンパイア』2010~2014年

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 マーティン・スコセッシが製作総指揮を務めたHBOドラマ『ボードウォーク・エンパイア』において、マイケル・ケネス・ウィリアムズはギャングのチョーキー・ホワイトを演じました。彼は、この後も『ザ・ナイト・オブ』『ラブクラフト・カントリー』といったHBOのドラマにメインキャストとして出演しており、常連となっています。

 

『それでも夜は明ける』2013年

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 アカデミー賞作品賞を受賞した映画『それでも夜は明ける』にもマイケル・ケネス・ウィリアムズは出演しています。彼は、他にも映画『ゴーストバスターズ』(2016年)、『マザーレス・ブルックリン』(2019年)などに出演しています。

 

『ボクらを見る目』2019年

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 『ボクらを見る目』は、エミー賞作品賞も受賞したNetflixのリミテッドシリーズです。アントロンという少年の父親を演じたマイケル・ケネス・ウィリアムズは、この役でエミー賞助演男優賞(テレビ映画・リミテッドシリーズ部門)にもノミネートされました。彼が同賞にノミネートされるのは、テレビ映画『ブルースの女王』、リミテッドシリーズ『ザ・ナイト・オブ』に続き3回目でした。

関連記事:Netflixドラマ『ぼくらを見る目』感想:"真実”を誰が決めているのか - 海外ドラマパンチ

 

『ラブクラフト・カントリー』2020年

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 現在、HBOで放送中のドラマ『ラブクラフト・カントリー』にもマイケル・ケネス・ウィリアムズは出演しています。人種差別問題とホラーを融合させたこのドラマは、すでに全米で大きな注目を集めています。

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マイケル・K・ウィリアムズと『THE WIRE/ザ・ワイヤー』で殺し屋のクリスを演じたベンガ・アキナベの再会

 

 
 
 
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 ファッションショーに出演したマイケル・K・ウィリアムズ

 

 
 
 
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“A mans gotta have a code” and right now the only code is #socialdistance, be safe every body and do tell wash yo hands!!!

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「コロナはオマールのようだ」(オマールが来ると、街にいる人が皆逃げ出すという劇中のシーンから)というコメントに対し、『THE WIRE/ザ・ワイヤー』の名言「A mans gotta have a code.(人は何かルールを持っているべきだ)」を引用して、「今のcodeはソーシャル・ディスタンスを保つことだ」と粋な返しをするマイケル・K・ウィリアムズ。

 

マイケル・ケネス・ウィリアムズのまとめ

 以上、マイケル・ケネス・ウィリアムズのプロフィールを紹介してきました。これまでも何人か、こういった形で役者を紹介してきたのですが、マイケル・K・ウィリアムズほど濃い人は初めてですね。ジャネット・ジャクソンに衝撃を受けてダンサーを目指し、マドンナのバックダンサーもやった後、孤高のアウトローになるという波乱の半生。そして、今や現代で最も才能ある役者の一人とも言われるまでになっています。

 

 現在HBOで放送中の『ラブクラフト・カントリー』の他にも、これから出演が決まっている作品も多数あるようです。今後の活躍に期待するとともに、『THE WIRE/ザ・ワイヤー』をまだ観ていない方は、ぜひ観てください!

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