海外ドラマパンチ

海外ドラマ最新情報・紹介・感想

マーク・ラファロ主演HBOドラマ『I Know This Much Is True』最新情報

f:id:presbr:20200514160401j:plain

  アメリカHBOで今月から放送が始まる新ドラマ『I Know This Much Is True』の最新情報をお伝えします。映画『アベンジャーズ』のハルク役などで知られるマーク・ラファロが一人二役に挑む意欲作です。

 

psbr.hatenablog.com

 

 

 

 

ドラマ『I Know This Much Is True』基本データ

・放送局:HBO

・放送日:2020年5月10日~6月14日

・話数:8

・原作:ウォーリー・ラム『この手のなかの真実』

・主演:マーク・ラファロ

・あらすじ:

 トーマスとドミニクは一覧双生児の双子である。弟のドミニクは、精神病院で治療を受けている兄のトーマスを援助する。

・予告編:

www.youtube.com

 

ドラマ『I Know This Much Is True』キャスト&スタッフ

 ドラマ『I Know This Much Is True』の主演は、映画『はじまりのうた』や『アベンジャーズ』シリーズに出演しているマーク・ラファロです。今回、マーク・ラファロは主人公の双子を一人二役で共に演じます。最近だと、『FARGO/ファーゴ』シーズン3でユアン・マクレガーが見事に一人二役を演じていましたが、果たしてマーク・ラファロはどのように演じてくれるのでしょうか?

 

 ドラマ『I Know This Much Is True』は、全8話ともデレク・シアンフランスが監督・脚本を務めます。デレク・シアンフランスは、映画『ブルーバレンタイン』や『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』などで評価の高い監督です。

 

 通常、テレビドラマではエピソードごとに監督が異なる場合がほとんどです。そこを、あえてすべて一人の監督に撮らせるということから、HBOがこのドラマにかなり力を入れていることがわかります。過去には、『TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ』シーズン1もすべてキャリー・ジョージ・フクナガが監督しており、こちらは非常に高い評価を得ています。

 

 また、製作はHBO Filmsです。HBO Filmsは、主にHBOで放送するテレビ映画やミニシリーズを製作しています。そのため、厳密には『ゲーム・オブ・スローンズ』『ウエストワールド』を製作しているHBO Entertainmentとは異なります。しかし、HBO Filmsも『バンド・オブ・ブラザーズ』や『ジョン・アダムズ』などテレビドラマ史に残る名作を多く製作しているので、心配はないでしょう。

 

psbr.hatenablog.com

 

原作『この手のなかの真実』

 ドラマ『I Know This Much Is True』の原作は、1998年にウォーリー・ラムが発表した小説『この手のなかの真実』です。この小説は、アメリカのトークショー「オプラ・ウィンフリー・ショー」で紹介されたということもあり、ベストセラーを記録しました。

 

 ウォーリー・ラムの前作『人生におけるいくつかの過ちと選択」もベストセラーを記録しています。どちらも邦訳されたものが出ているので、興味があったら、ぜひ読んでみてください。

 

 

 

リミテッドシリーズの時代

 今回のドラマ『I Know This Much Is True』は、リミテッドシリーズとして製作されます。リミテッドシリーズとは、始めから1シーズンで完結することを想定して制作されるドラマのことです。『TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ』『FARGO/ファーゴ』『アメリカン・ホラー・ストーリー』といったアンソロジーシリーズも、リミテッドシリーズの一種と考えて良いでしょう。

 

 特に2010年以降、映画業界の人が続々とテレビドラマ界に参入してくる現象が起きています。というのも、近年の映画界では、作りたい映画が作れないという状況が続いているのです。フランチャイズ映画ばかりがヒットし、ハリウッドに中国資本が多く流れ込んできていることなどが、その原因とされています。そんな映画人たちの次なる舞台となっているのが、テレビドラマ、特にリミテッドシリーズなのです。

 

 リミテッドシリーズは、他の形態と比べて圧倒的に自由が利きます。映画ならば、2時間前後で収めなければならないという制限がありますが、リミテッドシリーズにはそれほど厳しい条件はありません。また、複数シーズン続くドラマだと全体を見通してストーリーを構築することが出来ないのですが、始めから1シーズン完結ならばそんな苦労はいりません。制作にかかる時間も通常のドラマよりは短いため、映画人にとっては参入しやすい場となっています。

 

 実例としては、スティーブン・スピルバーグとトム・ハンクスが制作総指揮を務めた『バンド・オブ・ブラザーズ』『ザ・パシフィック』、マシュー・マコノヒーやウディ・ハレルソン、マハーシャラ・アリらが主演した『TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ』、全話をスティーブン・ソダーバーグが監督した『モザイク』などがあります。

 

 近年のテレビドラマ界は、総じて映画界よりもクリエイティブな場になっていることは明らかでしょう。特に、より作家性が発揮できる場として、リミテッドシリーズは多くのクリエイターにとって新たなフィールドとなりつつあるようです。

psbr.hatenablog.com