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海外ドラマ『ヴェロニカ・マーズ』シーズン2感想

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So, senior year. How was your first day at school honey?

- Keith Mars in Veronica Mars season 2

 

 リリー事件を何とか終結させたヴェロニカ・マーズも、今度も高校の王者たる3年生に。そろそろ普通の高校生活を送りたいけど、ネプチューンの街がそんなことを許すはずもない!再び大事件に巻き込まれたヴェロニカは、危機を脱することができるのか?

 

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ヴェロニカ・マーズ』シーズン2基本データ

・原題:Veronica Mars

・放送局:The CW

・放送日:2005年9月28日~2006年5月9日

・話数:22

・一話あたりの長さ:43分

・あらすじ:

 リリー事件を無解決したヴェロニカは、高校3年生に。彼氏とともに最後の高校生活を楽しもうとしていたヴェロニカだが、やっぱり大事件に巻き込まれてしまう。

 

各話感想(ネタバレあり)

第1話「”普通”の始まり?」

 シーズン1でリリー事件が解決し、ネプチューンも平和な街に戻る……わけがないですね。ヴェロニカはローガンと復縁したかと思いきや、別れて再びダンカンと付き合い始めています。街は、セレブとノン・セレブで分断され、危険な状況に。人間関係が結構えぐい感じになってきたぞ。

 

第2話「ドライバーの秘密」

 ウォレスが独自に探偵をするようになりました。そして、テッサ・トンプソン登場!可愛いですね。今や映画『マイティ・ソー』シリーズやドラマ『ウエストワールド』などで大活躍の彼女ですが、『ヴェロニカ・マーズ』が初のレギュラー出演したドラマだそうです。

 

第3話「不義と詐欺」

 ローガンが人妻と情事を重ねているのがバレるエピソードです。一方で、スクールバス事故の調査も進みます。たぶん、これがシーズン2のメインの事件になってくるのでしょう。なかなか複雑そう。

 

第4話「恋人の素顔」

 プロポーズしようとしている彼氏が浮気をしているとどうしても信じたい女性が、ヴェロニカに調査を依頼する。実際には、その男は浮気の気配は全くない誠実な人だったのでした。調査の中でヴェロニカは彼氏さんを誘惑しようとするんですが、何をしてもセクシーに見えない(笑) ヴェロニカ=クリステン・ベルは可愛いし、きれいな人なんですけどね。セクシーかどうかというと、また話が別なのかもしれません。

 

第5話「招かざる過去」

 ウォレスが実の父親の正体を知り、ヴェロニカ周りの人間関係がどんどん複雑になっています回です。本筋とは関係ないんだけど、『ヴェロニカ・マーズ』ってほぼ毎回盗聴してるけど、これって合法なの?『THE WIRE/ザ・ワイヤー』を観た後だと、そんなに簡単に盗聴をして良いわけないじゃんって思ってしまう。

 

第6話「最期の望み」

 ヴェロニカは、リリー事件のおとり犯人だったエイブル・クーンツから娘を探すよう依頼されます。しかし、娘は殺されていたことが明らかになります。再び、少女の死体が登場することになりました。

 

第7話「反省ノート」

 子供が精神的な虐待を受けているとの情報を得たヴェロニカは、ベビーシッターとして調査を開始します。人間関係が、辛い……。

 

第8話「海賊放送」

 バス事故で亡くなった生徒の親に嫌がらせをする事件が発生。一方、ローガン事件の調査でヴェロニカは襲われたり、ローガンは拷問を受けたりします。ヴェロニカが直接暴力を受けるシーンはこれまでなかったので、たぶんこれが初めて。

 

第9話「ママの足跡」

 ヴェロニカは、母親の高校時代を探ることになります。『ヴェロニカ・マーズ』は、クライムドラマの要素を持ち込みながらもベースは常に学園ドラマであるところが、魅力でもあります。今回、ヴェロニカはプラスチック製の赤ちゃんの世話をすることになると同時に、2つの出生に関する秘密を知ることになります。

 

第10話「陪審員ヴェロニカ」

 ヴェロニカは陪審員に選出され、キースは保安官事務所から盗まれたアーロン・エコールスのテープを捜索することになります。いくら何でも高校生を陪審員長にすることはなさそうですが、やっぱりヴェロニカは選ばれてしまうのですね。早くネプチューンから引っ越した方が良いよ。

 

第11話「別れの時」

 ダンカンが赤ちゃんとともに消えます。ダンカンはシーズン1でも国外逃亡していましたから、これで2回目ですね。この様子だと、しばらくはドラマから退場することになるのかな。メキシコでも頑張って!

 

 第12話「ひき逃げ事件を暴け」

 シカゴであったひき逃げ事件の罪を着せられたウォレスは、ヴェロニカに事件を依頼します。久しぶりにジャッキーも登場し、以前のモードに戻れるのかな?一方で、ウィービルとローガンはなかなかやっかいなことに巻き込まれているぞ。

 

 第13話「ウィンター・カーニバル」

 ネプチューン高校でウィンター・カーニバルが開催されます。ただし、それはあのネプチューン高校のこと、楽しいお祭りで終わるわけがありません。お金が盗まれたり、ジャッキーが水に落とされたりと、やっぱり闇が深い。

 

第14話「ピザ・ボーイ強盗事件」

 ピザ・ボーイから物を盗む事件が多発。このドラマの中では、初めてLGBTQ+のテーマが扱われました。最近の青春系ドラマだと、ほとんどマストといっても良いぐらいLGBTQ+のキャラクターは出てきますよね。

 

第15話「花嫁の行方」

 花嫁が失踪。オープニングの「これまでのおさらい」が妙に長かったのですが、それもそのはず。話の筋が多くなってきます。ヴェロニカやウォレス自身の危機は一段落しているのですが、ローガンは裁判が待っていて、野球選手のテレンス・クックはバス事故の第一容疑者になっています。さらに、ビーバー・カサブランカスの不動産業も着々と進んでいたようです。

 

第16話「キャンパス見学ツアー」

 ヴェロニカとウォレスは大学のキャンパスツアーに行くことに。そこで、デートレイプ事件が起きたため、ヴェロニカは調査開始。実は真犯人がわかっていないまま終わる少し特殊なエピソード。アメリカの大学って、キャンパスツアーに何日も掛けるんだというのに驚き。大学生役でマイケル・セラ(映画『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』)が出ています。

 

第17話「バイカーの裁き」

 ローガンが市長補佐のインターンになり、バイカー殺しの真犯人も明らかになります。ジャッキーがどんどん良い人になっていて嬉しい。最近、自分はヴェロニカよりマックを応援したくなってきている。だから、今回のマックは可哀そう。

 

第18話「死者のメッセージ」

 ヴェロニカはバス事件の犠牲者の夢にうなされ、誰かさん(名前忘れた)はチート技を使って成績を誤魔化してします。その誰かさんはお金があるようなので、奨学金なんていらないんじゃない?と思うんだけど。あと、卵を落とす実験なんだけど、何を使っても良いというならたぶん簡単。ティッシュとボンドしか使っちゃダメというのをどこかで見たことがあるけど、そのくらいのルールがあるともっと面白いかな。メインストーリーとは何にも関係ないんですけどね。

 

第19話「継母にご用心」

 リアム・フィッツジェラルドが最重要容疑者として浮上。バイカーたちの話とかどうでも良くねと思っているのは自分だけかもしれないけど、シーズン2で彼らの話になるといまいち面白くない気がする。そして、ヴェロニカに勝手にプロムの相手を決められるマック。

 

第20話「ストーカーは誰だ!」

 市長の娘からストーカー被害に遭っていると相談を受けたヴェロニカは捜査開始。結局、それは市長が自分と娘の身を案じて警備させていただけだった。一方、学校ではプロムが中止に。それでも、セレブの生徒がその代替パーティを開催。全くプロムに乗り気ではなかったマックだけど、ちゃんとドレスアップして登場してくるところはさすが。

 

第21話「アーロン・エコールス裁判」

 シーズン1のリリー事件の容疑者であるアーロン・エコールスの裁判がようやく始まります。いくら娘のことを悪く言われたからといって、裁判で激昂するのはプロらしくないんじゃない?キース・マーズよ。一方で、市長のウッディがバス事件の第一容疑者として浮上します。

 

第22話「卒業式の夜」

 ついにバス事件の犯人が明らかになるのですが…。う~ん、どうも切れ味が良くない。要は、キャシディ・カサブランカス=ビーバーが全ての犯人だったということなのですが、あまりにも突然すぎる結末では?それまで、ビーバーがいつまで経ってもマックと性交渉を持とうとしないことが、彼が過去に性的虐待を受けていたということの伏線にはなっているのですが、それっきり。知られたくないことを隠すために、片っ端から殺していくっていうのは、さすがにめちゃくちゃな気もするんだけどな。

 

 

 

ヴェロニカ・マーズ』シーズン2感想まとめ(ネタバレあり)

 ということで、『ヴェロニカ・マーズ』シーズン2をすべて観終わりました。シーズン1と比べると、ミステリー的な面白さはやや減少したように感じましたが、ストーリー自体はより闇の深いものになってきました。

 

 闇が深いというのは、ヴェロニカ周りの人間関係がドロドロだし、ウィーヴィルとビーバーは2人とも殺人犯でしたからね。ダンカンも、最終話で殺人を指示していたようですし。ネプチューン高校はとんでもない学校だ笑

 

 ミステリー的な面白さが減ったというのは、シーズン2でメインとなるバス事件のことです。シーズン1のリリー事件よりも、さらに多くの話数を割いているのですが、ロジックがいまいちなのです。リリー事件はダンカンやダンカンの親の行動により事件が複雑になっていたのですが、バス事件には特にトリックと呼べるようなものはありません。そこに、若干の物足りなさを感じました。

 

 でも、シーズン2で良かったのはマック。もうマックですよ。マック、マック。マックが主人公のスピンオフを作ってほしいぐらい。結局、犯人もずっとマックのそばにいたわけですからね。もうこれは『ヴェロニカ・マーズ』じゃないです。『マック&ヴェロニカ』です(暴論)

 

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