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ドラマ『メディア王~華麗なる一族~』シーズン4ネタバレ感想

I happen to be billionaire. Sorry.

-Connor Roy, Succession season 4 episode 8

 

 生まれながらの億万長者。そんな彼らの命運やいかに。最後に笑うのは誰か。ドラマ『メディア王~華麗なる一族~』(またの名を『サクセッション』あるいは『キング・オブ・メディア』)シーズン4第4~10話のネタバレ感想です。

↓ 第1~3話の感想はこちら

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シーズン4ネタバレ感想

 シーズン4の各話を振り返る前に、ニコラス・ブリテルによる素晴らしいサウンドトラックに今一度盛大な拍手を送りましょう。テーマ曲を始め、数々のドラマチックな場面をさらに引き立てる名曲を生み出してくれました。賞賛してもしきれないレベルの神サウンドトラックです。

 

第4話「次期CEO」

 CEOが急遽不在となってしまったウェイスター・ロイコ。取り急ぎ、臨時のCEOを決める必要があります。ローガンを裏切っている最中だったロイ三兄妹の誰かか。ATNの部門長のトムか。経験豊富なカールか。なぜかローガンの遺言書に名前がメモされていたグレッグか。

 

 そう、遺言書です。そこには、次期CEOとしてケンダル・ロイの名前が書かれていました。確かにシーズン1以前だったら、ローガンはケンダルをCEOにしていたでしょう。しかし、問題は一本の線です。その線は、ケンダルの名前の下に引かれていたのか、重なるように引かれていたのか。ケンダルは下線だと言い張って、めきめき自信を得ていきます。

 

 

 ローマンとシヴは、取り消し線だったと信じています。でも、自分たち兄妹の誰かがCEOになるべきだとは思っているので、3人で話し合います。3人はこれまで共闘体制でやってきたので、ここでも3人で共同CEOをやれば良いという案が出ます。でも、それでは、あまりリーダーシップが取れていない雰囲気がします。というわけで、経験不足のシヴを除き、以前からウェイスター・ロイコの役員だったケンダルとローマンが共同CEOになることに決まります。

 

 2人は、あくまでも肩書の問題であり、実際にはシヴを含めて三頭政治をやっていくと言っています。果たして、本当でしょうか? きっとそうはならないでしょう。シヴは今後、除け者にされてしまうでしょう。悔しくて仕方ないシヴは、おまけに皆の前で転んでしまい、恥をかかされてばかりです。

 

第5話「解任リスト」

 スウェーデンにいるルーカス・マットソンのもとへ売却交渉をしに行った一行。トムやヒューゴなどは、将来の上司になるかもしれないGoJoの役員たちにゴマをすり始めます。一方、ケンダルとローマンは、テレビ局のATNも含めた買収案を提案され、戸惑っています。ATNこそがウェイスター・ロイコの最も影響力のある部門であり、父親ローガンの最大のレガシーだからです。

 

 シヴは、マットソンとの距離を縮めます。マットソンは、部下の女性のエヴァに自分の血液を送っていたことが発覚。しかも何度も。新種の変態ですね。楽屋落ちネタとしては、マットソンを演じているアレクサンダー・スカルスガルドは、HBOドラマ『トゥルー・ブラッド』でヴァンパイアを演じていたというものがあります。

 

 徐々に自信を回復していったケンダルは、ローマンとともに売却案を潰そうと画策し始めます。ローマンは、マットソンに面と向かって「お前が父さんを殺したようなもんだからな!」と言い放ち、交渉は決裂します。まぁ、別にマットソンはローガンを殺してはいません。むしろ、三兄妹がローガンにマットソンとの再交渉を迫らなければ、ローガンは飛行機に乗らなかっただろうし、そうであれば、たとえ心臓発作が起こってもより適切な救急救命が行えたはずです。

 

 売却交渉が決裂し、一同が飛行機で帰っている最中、驚きの知らせが入ってきます。なんと、マットソンが買収額を吊り上げたことで、ケンダルとローマン以外の人を納得させてしまったのです。もちろん、その背後には、シヴがいました。

 

第6話「リビング・プラス」

 なんとしてもマットソンによる買収を阻止したいケンダルとローマンは、ウェイスターの時価総額を吊り上げることを思いつきます。そうすれば、高すぎてマットソンにも買えなくなるはずだと。そのために、生前のローガンが最後に考えていた「Living+」という住宅ビジネスを大々的に発表することにします。

 

 ここまで来ると、なぜケンダルが最悪のCEOであるかがよく分かってきます。ケンダルは、三兄妹の中ではビジネスの経験が豊富で、プレゼン能力もマシな方です。それでも、数字を適当にでっち上げ、「不死身を保証します」と言わんばかりの奇天烈発表は、なかなかのもの。しかも、ろくなビジョンも持っていません。

 

 

 ローマンは、さらにビジネスの才能がありません。小心さを克服したかと思いきや、今度はクビ祭り。ジェリーまで解雇してしまいます。これは、個人的な感情込みでやってしまったんだと思いますけどね。もうローマンとジェリーの関係は修復不可能な段階まで来てしまっています。

 

 

第7話「選挙前パーティー」

 選挙前夜のパーティー。おねむのトム。シヴは、したたかにマットソンと政治家たちの橋渡し役を務めます。パーティーのホストでもあった2人は無事に役目を終えられそうでしたが、最後に大喧嘩をしてしまいます。第6話では、2人がともに恋愛感情よりもお金欲しさで結婚したことを確認し合って、関係修復しそうだったのに。

 

 トムは、シヴが全然自分の肩を持ってくれないことを不満に思っています。だから、ちょっとした皮肉も込めてサソリのプレゼントも贈りました。でも、シヴはシヴなりに、トムがATNに残れるように頑張っています。コミュニケーションが上手くいっていませんよねぇ。

 

第8話「アメリカの決断」

 大統領選当日。アメリカでは、テレビ局の当確速報に基づいて、大統領候補が勝利宣言を出します。よって、この日はテレビ局にとっても最も大事な日です。トムが「もしコロラドの当確を間違えたら、アメリカの信用が揺らぎ、中国が核攻撃を仕掛けてきて、人類はアメーバに逆戻りする」と言っていましたが、そのくらいの緊張感は実際にあるんだと思います。ワサビを目に擦りこんでいる場合ではありません。

 

 候補者は、民主党のヒメネスと共和党のメンケン。メンケンは、シーズン3第6話でも出てきており、ATNがイチ押しする候補者です。開票作業が行われている中、ウィスコンシン州のミルウォーキーの開票センターで火事が起き、期日前投票の票が失われてしまいます。

 

 期日前投票は、共和党支持者よりも民主党支持者の方が多い傾向が顕著に見られます。また、ウィスコンシン州は、民主党と共和党のどちらが勝つかわからないスイング・ステートの1つです。このことから、火事で燃えた票のほとんどは民主党のものだったと推測することができます。そう考えると、もしかしたら共和党支持者が放火したのかもしれないなんていう邪推もできるのですが、そのことは今は関係ありません。

 

 もし、火事で燃えた票を無効とするなら共和党の勝ちです。また、期日前投票の分を計算に入れたとしても、共和党が勝つと予測されています。しかし、それは確実ではありません。もしかしたら、再選挙が行われるかもしれません。そうなると、どちらが勝つかはわかりません。果たして、このタイミングで共和党、すなわちメンケンの当確を出して良いのかどうか。

 

 ローマンは、当確を出せと主張しています。なぜなら、排外的な思想を持つメンケンが大統領になれば、スウェーデンの金持ちがウェイスターを買収できなくなるような法律ができるかもしれないからです。しかも、ローマンとメンケンはコネクションがあります。完全にローマンの個人的な理由でしかありませんが、それだけで当確を出せと言っているのです。

 

 シヴは、逆に当確を出すべきではないと言います。なぜなら、シヴはマットソン派だからです。加えて、さすがにメンケンのファシズム的な思想には危機感を覚えています。シヴの方が、ローマンよりも少しはちゃんとアメリカの将来のことを考えています。

 

 ケンダルは悩んでいます。パパならどうするか。ローガンが死んでもなお、父親の期待に応えたいのです。しかし、シヴがマットソンと組んでいたことを知り、激情してメンケンの当確を出させてしまいます。かくして、メンケンは勝利宣言をします。

 

 アメリカの悪夢を見てしまった気分です。このエピソードのタイトルは「アメリカの決断」(原題 America Decides)ですが、実際に大統領を決めたのは有権者ではありませんでした。私利私欲にまみれたロイ家の人間が、最後には感情に駆られて決めてしまったのです。

 

第9話「葬儀と政治」

 ローガン・ロイの盛大な葬儀が執り行われます。その風景は、つい先日、バッキンガム宮殿で行われたチャールズ三世の戴冠式に似ていなくもありません。皆が豪華な服を着て、中央を厳かに歩く人物たちを眺めています。片方では悲しむフリをして、もう片方では喜んでいるフリをして。

 

 

 ローガンの葬儀は、ローマンの晴れ舞台となるはずでした。メンケンの当確に貢献したことで波に乗っており、葬儀でも立派な弔辞を行えれば、ローガンの後継者であることを強く印象付けられるはずです。ローガンの兄のユーアンによる冷酷な弔辞の後、ローマンの番が回ってきますが、なんと彼はここで泣き崩れてしまいます。

 

 やっぱり、ローマンにはガッツがないのです。度胸がないというか。大企業のCEOを務められるような器ではありません。優柔不断で、押しに弱く、人前でまともに話すことができないCEOなど、誰が求めているでしょう。父親を愛し、父親に憧れていたローマンですが、ローガンになることは決してできないのです。

 

 さらに、シヴとマットソンは、シヴがCEOになることで次期大統領のメンケンとの合意を取り付けてしまいます。これによって、マットソンによる買収の障害はなくなりました。ローマンにとっては踏んだり蹴ったりです。その後、ローマンは、文字通り”踏んだり蹴ったり”を求めて暴動の最中に突入します。

 

 

第10話「現実を見る目」

 シリーズ最終話。ローマンは戦線離脱したので、残るはケンダルvsシヴ。 役員会での票を争っています。優勢なのはシヴ。役員たちも、ロイ三兄妹による経営にはうんざりしているのでしょう。シヴは、より勝利を確実にするために、ローマンのもとに向かいます。その情報を聞いたケンダルもやってきました。

 

 シヴは、2人に対して自信満々に勝利宣言をしています。「私の勝ち。自分の方が上手だったことが分かったんだから、男らしくさっさと負けを認めれば?」とかなんとか。完全にフラグですね。シーズン2でも、シヴが晩餐会で「私がCEOになるんでしょ?」と勝ち気で言ったときから、急に風向きが悪くなっていました。捕らぬ狸の皮算用。

 

 トムは、マットソンと会っています。トムは弱気で、マットソンにゴマを擦ることで、なんとかATNに残れないかと考えています。ところが、マットソンは驚きの提案をしてきます。シヴをCEOにするのはやめて、その代わりにトムをCEOにすることを考えているのだと言います。

 

 なぜ、マットソンはそう考えるようになったのか。一つには、シヴが主導権を握りたがるタイプだからです。マットソンに必要なのは、自分の操り人形になってくれるCEOであり、それならまさにトムはピッタリです。加えて、シヴが女性であるので、マットソンと良い感じになってしまったら、それはそれでやりにくくなると言います。ミソジニストが過ぎますね。訳が分かりません。

 

 新CEO候補がトムとは知らずとも、自分がCEOにはなれないと分かったシヴは、ケンダル側に寝返ります。三兄妹の票が揃えば、どうやら買収は阻止できそうです。となると、今度は買収が阻止できたときのCEOは誰なのかという話になります。ケンダルか?ローマンか?シヴか?

 

 葬儀で失態を晒し、CEOの器ではないことが明らかになったローマンはあり得ません。シヴも、ついさっきまでマットソン側だったのに、急に寝返ってCEOになるというのも恰好が付きません。というわけで、消去法的にケンダルとなります。

 

 ケンダルが良いCEOではないのは、シヴもローマンも分かっています。ケンダルの最悪なところを知り尽くしています。できれば、自分がCEOになりたい思いもあります。でも、マットソンに買収されるよりはまだケンダルの方がマシだという気持ちの方が強かったようです。

 

 その夜、実母の家のキッチンで、3人は最後のパーティーを行います。ろくに食材の入っていない冷蔵庫から見つけたものをすべてミキサーに入れ、ケンダルに飲ませています。ローマンは、チーズをなめなめしています。ちなみに、冷蔵庫の中に芽が出たイモがあると聞いたときは、そのイモの毒をケンダルが飲んでしまって死んでしまうんではないかと考えて、私は勝手に冷や冷やしていました。

 

 翌日、黒ずくめでビシッとキメた3人は、ローガンの家にやってきて遺品整理を行います。そこで、ローガンが死ぬ数日前の楽しそうなビデオを見て、3人とも涙を流しています。その直後、シヴはマットソン側の次期CEO候補がトムであることを知ります。

 

 3人と他の役員たちがウェイスターの会議室に集まり、取締役会が始まります。ケンダルが事前にスチューイの票を固めたため、3兄妹が否決、すなわちマットソンによる買収案にNOを示せば、買収は阻止されます。ローマンはまたメンタルブレイクを起こしそうでした(シーズン1第6話を思い起こさせます)が、なんとかケンダルが鼓舞します。問題はシヴでした。

 

 シヴは、ここで急に心変わりします。前日の夜には、あれほどマットソンを憎んでいて、ケンダルをCEOにすることに同意したにも関わらず。この心変わりの理由はいくつか考えられます。

 

 一つには、新CEOがトムであるならば、まだやりようがあると考えたのかもしれません。シヴ自身がCEOになれる可能性も考えていたかもしれませんが、実際にはその可能性はほとんどありません。でも、シヴとトムの間には子どもがいます。その子は、CEOになれる可能性があります。

 

 もう一つの理由として、やっぱりケンダルがCEOでは駄目だと考え直したのかもしれません。ケンダルは、シヴとローマンに相談することもなく、スチューイに非常勤会長の座を与えようとしています。しかも、2人で「チンポ吸いのチーズ」だのなんだのといった会話をして、有害な男らしさを発散しています。

 

 どうやら、ケンダルがCEOになっても、自分に然るべき権力が与えられることはなく、ケンダルと仲の良い男たちによる経営が続いてしまいそうです。ケンダルとローマンが共同CEOを務めていたときと同じような形です。

 

 この2つの理由に加え、最後にケンダルがシヴとローマンに対してブチぎれたことにより、最終的な判断を下したのではないでしょうか。ケンダルがCEOになるくらいなら、トムがCEOになった方が自分にとっては有利だと。たとえシヴ自身が何の権力も得られなかったとしても、リッチな暮らしはずっと続けられます。トムとシヴを結びつけていたのは、いつだって恋愛感情よりもお金だったではありませんか。

 

 ところで、グレッグは、本来ならば負け組になるはずです。彼は、ずっとケンダル側に付いて、しばしばトムを裏切っていました。それでも、トムはグレッグを赦すことにします。その代わり、グレッグはトムの所有物として、ずっと働かせられ続けることになります。グレッグの夢は、他人の”グレッグ”になることではなく、自分の”グレッグ”を持つことだったので、勝ち組とも言えませんが。

 

 ケンダルはすっかり意気消沈して魂が抜けたようになっています。そういうケンダルの姿は何度も見てきていますが、今回はもう本当に1ミリも魂が残っていません。抜け殻です。ケンダルは、海辺へ向かいます。ケンダルが殺してしまったあの青年は、どこかの水底に沈んでいたのかもしれません。トスカーナのプールでは、ケンダルが落っこちて死んでしまったかもしれません。そして、今度は自ら飛び込んでしまいそうです。

 

 しかし、そうすることはできません。なぜなら、ボディガードのコリンがいるからです。昔からローガンの警護を務めていた人間で、今はケンダルに雇われています。ケンダルが自ら命を絶とうとしても、きっとすぐにコリンが救助してしまうでしょう。ケンダルは、最後までローガンの亡霊に取り憑かれ、自分の意思でやりたいことは何もやることはできませんでした。

 

 

総括

 衝撃と絶望と虚無。このエンディング自体は、予想できなかったわけではありません。実際、私はロイ三兄妹の誰かがCEOになるわけはないだろうと思っていましたし、ケンダルの最大の虚無顔が見られるだろうと分かっていました。事実、しっかり見ることができたので満足です。

 

 それにしても、トムになるとは! 全く予想していませんでした。私は、ずっとトムのファンだったのですが、CEOにまで上り詰めるとは思っていませんでしたね。でも、結局、自分でちゃんと頑張って地位を得た人というのは、トム(と老人役員たち)ぐらいしかいないので、納得はしています。それにしても、トムのゴマすり術がここまで上手くいくとは!

 

 もっと意外なのは、シヴのエンディングです。自意識の強いシヴが、最終的にトムの妻というだけの座に収まるのは、かなり衝撃的でした。シヴなりに良い加減、悟ったんですかね。自分には能力がないということとか、結局はリッチな暮らしさえ送ることができれば良いのかもしれないということとか。

 

 ローマンは、なんだか可哀そうなんですよねぇ。大統領選の日のあれだけの酷い言動を観ておきながら言うのも奇妙なことではありますが。最終的には、ローマンも「俺たちは全員クズなんだよ」と理解したようですし、少なくとも彼は確実に何かを学んだようです。

 

 個人的に、このドラマを観ていてずっと、やっぱり周囲の人間を大事にするのも大切だなとも感じました。シヴは、トムのことをないがしろにしすぎて、シーズン3と4の最後で2度も裏切られています。ケンダルは、あれほど優秀な助手のジェスを大事にしなかったので、去られてしまいました。ローマンも、もう少しジェリーの立場とかを考慮したりしてあげるべきだったでしょうね。

 

 その点、ローガンは、周囲の人間が努力してくれたら、ちゃんとそれに報いるようなことをしていたのかなと思います。厳しいけどフェアなタイプの上司みたいな。だから、カールもフランクもジェリーも、最後にはトムもずっと味方に付けることができたんだと思います。一方で、子どもたちに対してはそういった配慮を全くしなかったために、裏切られ続けてしまったのですが。

 

 なんともダークなエンディングではありましたが、これこそが『サクセッション』です。痛烈な風刺ドラマとして、旧来の家族愛・夫婦愛の概念を完全に破壊し、さらには最悪なバージョンのアメリカを描き切ったのです。ケンダルもローマンもシヴもコナーも、最後まで父親からの愛を受け取ることはできませんでした。シヴ&トム、あるいはコナー&ウィラの夫婦の関には、ともに恋愛感情以上に打算的な要素があります。そして、アメリカにはファシスト大統領が誕生しました。

 

 これが架空の話であったことには感謝しなければいけません。あるいは……。

 

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