デデデーデ、デデデーデ、デデデー(デン、デデデンデン)、デーデー、デデデーデーデデデー
はい、『ゲーム・オブ・スローンズ』のテーマ曲でした(笑) この曲を作ったのが誰かご存じでしょうか?ラミン・ジャワディという方なのですが、実はこの人は『ゲーム・オブ・スローンズ』だけでなく、映画『アイアンマン』や『パシフィック・リム』、さらにはドラマ『ウエストワールド』『プリズン・ブレイク』の音楽の作曲もした、とにかく凄い人なのです。今回は、そんなラミン・ジャワディを紹介します。
ラミン・ジャワディのプロフィール
ラミン・ジャワディは、1974年7月29日にドイツのデュースブルグに生まれました。1998年に、同じくドイツ出身の映画音楽の大家ハンス・ジマーの目に留まり、彼の会社に入社します。
その後、ラミン・ジャワディはロサンゼルスに渡米してから、『パイレーツ・オブ・カリビアン』の楽曲で知られるクラウス・バデルトのアシスタントになります。2004年の映画『ブレイド3』では、初めて自分で映画音楽を作曲することになりました。
ラミン・ジャワディは、2008年には映画『アイアンマン』の作曲を担当し、アカデミー賞にもノミネートされます。2011年からは、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の音楽を担当することになり、2度エミー賞作曲賞を受賞しました。
ラミン・ジャワディの代表作
『アイアンマン』
現在まで続く映画シリーズMCUの第1作となった『アイアンマン』の音楽を担当しているのは、ラミン・ジャワディです。ハンス・ジマーからの影響が濃いようにも感じられますね。ラミン・ジャワディは、この映画でアカデミー賞作曲賞にノミネートされました。
『パシフィック・リム』
この曲、めちゃくちゃカッコいいではありませんか。映画自体は賛否あるにしても、ラミン・ジャワディのこの音楽は最高です。個人的には、『アイアンマン』よりこっちの方が断然好きだなぁ。
『ゲーム・オブ・スローンズ』
『ゲーム・オブ・スローンズ』がこれほどヒットした要因には、音楽のおかげもあるのではないかと思っています。非常に壮大で、この音楽だけでも映画を超えてきていますからね。これを聞いただけで、鳥肌が立つぐらいです。『ゲーム・オブ・スローンズ』には、他にもラミン・ジャワディが作曲したスターク家やターガリエン家など家ごとのテーマ曲もあり、こちらもそれぞれよく特徴の出た楽曲になっています。
『ウエストワールド』
SF超大作ドラマ『ウエストワールド』の音楽もラミン・ジャワディが手掛けています。各話のオープニングでこの曲を1分半ぐらい聞くことになるのですが、その度にぐっと世界観に入り込めます。こちらも名曲です。
ラミン・ジャワディまとめ
ラミン・ジャワディは、まだ40代ではありながらも、すでに多くの映画やテレビドラマで活躍している作曲家です。ここで紹介したものの他にも、ドラマ『パーソン・オブ・インタレスト』や『ジャック・ライアン』の音楽も手掛けています。これからの活躍が最も期待される映画音楽家の一人として、ラミン・ジャワディの今後の活動にも注目していきたいところです。