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部外者が捜査に協力する海外ドラマ5選

 ドラマには、捜査機関に所属していないにも関わらず、特別な能力を買われて捜査協力をするという内容のものが多くあります。実際にはありえないのですが、そういったタイプのドラマは大概面白いのです。そんなわけで、部外者が捜査に協力する海外ドラマ(ここでは捜査協力ドラマと呼ぶことにする)5選をご紹介。

 

 

『メンタリスト』

 捜査協力ドラマの中では、最も代表的なものと言えるのが『メンタリスト』。サイキックだと偽って人々を騙していた元詐欺師のパトリック・ジェーンが、その人間観察力を買われて殺人捜査に協力するというものです。2008~2015年まで全7シーズンがCBSで放送され、全米で非常に人気を集めました。

 

 『メンタリスト』の一番の魅力は、パトリック・ジェーンの人間的な魅力。とてもイケオジなので、彼の笑顔には誰もがやられてしまいます。飄々とした態度も魅力的で、殺人捜査を扱ってはいるものの、あまり陰鬱な雰囲気にはなりません。しかし、ただ飄々としているだけでなく、妻と子供を殺人鬼に殺されたという暗い過去もあり、そのことがが人間的な厚みをもたらしています。

 

『NUMBERS/ナンバーズ』

 捜査協力ドラマのもう一つの代表例が『NUMBERS/ナンバーズ』。FBI捜査官のドンが、弟の数学者チャーリーに助けを求めるという内容です。2005~2013年まで全6シーズンがCBSで放送されました。

 

 一見事件捜査と関係なさそうな数学を用いて、事件を解決していくというのがこのドラマの特徴。とは言っても、使われる数学理論はP対NP、リーマン予想マルコフ連鎖など、数学を専門にやっていた人でもなければわからないものばかり。それらが実際にどのように利用されているのかは、ほとんどの観客には理解できないわけですが、とりあえずそれっぽいことやってるんだなとわかればOK。ドンとチャーリーの兄弟の絆や確執なども描かれるので、むしろこちらがメインとも言えます。

 

『キャッスル』

 続いて、ミステリー作家が事件捜査に協力するタイプのドラマです。このタイプでは、過去に『ジェシカおばさんの事件簿』という大人気ドラマもあり、時代を問わず多く作られているものと言えるかもしれません。近年では、2009~2016年に全8シーズンがABCで放送された『キャッスル』がこれに当たります。

 

 主人公のリック・キャッスルは、ミステリー作家として既に成功しており、興味の一環でNY市警の捜査に協力します。常にひょうきんな態度で捜査に協力していくのですが、ここぞというときにはちゃんと推理力を発揮します。

 

『ホワイトカラー』

 『ホワイトカラー』は、2009~2014年に全6シーズンがUSAネットワークで放送された捜査協力ドラマです。主人公のニール・キャフリーは、元天才詐欺師。警察に捕まっていたのですが、捜査協力の代わりに一定の自由が与えられます。そんなニールが扱うのは、殺人事件ではなく知的犯罪です。詐欺事件や盗難事件が専門です。

 

 ニール・キャフリーという人も、他の部外者と同じく飄々とした人物です。また、この人は抜群にカッコよく、事件もそれほど陰湿なものではないので、全体的にスタイリッシュな仕上がりになっています。

 

『LIMITLESS/リミットレス

 捜査協力をする人は、基本的に頭が良い人なのですが、『LIMITLESS/リミットレス』では必ずしもそうではありません。主人公のブライアン・フィンチは、普段は冴えない自称ミュージシャンをやっています。しかし、NZTという薬を飲むと覚醒して、常人をはるかに超える頭の良さを発揮します。だったらその薬を捜査官が飲めば良いではないかという話なのですが、この薬は副作用が強く、ブライアンでないと死んでしまいます(ここらへんは複雑な事情があるのですが、詳しくはドラマを観て)。

 

 そんなブライアンは元々は平凡な一般人なので、その飄々とした態度は他のドラマの主人公より飛びぬけています。捜査のため(なのかわからないけど)工作をしてみたり、おかしな言動をしてみたりと、とりあえず変な人です。でも、NZTを呑んでいる間は天才なので、どんな事件も解決してしまいます。ドラマは、コメディ色が強めになっています。

 

捜査協力ドラマまとめ

 飄々とした部外者が捜査チームに加わり、その能力を生かして事件解決に協力するドラマは、いつの時代も面白いもの。部外者のチャーミングだけど破天荒な活躍は、何回観ても楽しいものです。こういったタイプのドラマは、今後も面白いものがたくさん作られていくんじゃないのかな?これからにも期待です。