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チェコドラマ『殺人分析』シーズン1~明快なプロットとキャラの強さが売り~

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https://www.imdb.com/title/tt3672936/?ref_=hm_rvi_tt

  『殺人分析』は、Amazon Prime Video(アマプラ)で配信されているチェコ産の刑事ドラマです。海外ドラマ好きの私も、チェコのドラマは初めてだったのですが、果たしてどんな出来だったのでしょうか。この記事では、ネタバレなし感想とネタバレあり感想を書いています。

 

 

 

 

『殺人分析』シーズン1基本データ

・原題:Pripad pro exorcistu(エクソシズムの場合)

・放送局:チェコ・テレビ

・放送日:2015年1月11日~25日

・話数:3

・一話あたりの長さ:64~67分

・あらすじ:

 カラス神父の教会の祭壇で、神父の恋人であるベロニカ・サタヴォフの死体が発見された。彼女の死体には、悪魔の数字666が刻印されていたりと、宗教的な装飾が施されていた。

 

こんな人におすすめ!

チェコにゆかりのある人

・何か刑事ドラマを観たいけど、重いものを観る気分ではないとき

 

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感想(ネタバレなし)

 『殺人分析』は、最近アマゾンプライムに入ったばかりで、あまり観た人も多くありません。Filmarksに存在しないばかりか、世界最大の映画・ドラマレビューサイトのIMDbでも60人程度しかレビューが投稿されていません。そのため、まずはネタバレなしで『殺人分析』シーズン1の感想を書いておきたいと思います。

 

 『殺人分析』は、1シーズンで一つの事件が扱われます。シーズン1では、宗教的な雰囲気のする凄惨な殺人事件に、チェコ警察殺人課のマリーらの捜査班が挑みます。

 

 一見すると、ちょっと宗教絡みで難しそうな印象がするのですが、実は非常にわかりやすいです。3時間強かけてじっくり話が進んでいき、事件もそれほど複雑ではないため、普通に見ていれば話がこんがらがることはないと思います。もし、前回までの話を忘れてしまったとしても、それほど問題ないくらいです。

 

 ミステリーとしては、一話完結ものとそれほど変わらないプロットで、特段目新しい印象はありません。ですが、クセの強い容疑者はなかなか面白く、不思議と飽きさせられません。主人公の女刑事マリーの活躍も見どころです。

 

 少し、字幕が気になるところはあるのですが(神父と牧師の混同など)、まあチェコの作品が観られるだけでも感謝するべきかもしれません。軽く観るぐらいがちょうど良いです。

 

以下、ネタバレあり

 

 

 

感想(ネタバレあり)

 事件の真相はいたってシンプル。特に深い伏線があるわけではなく、複雑な事件でもありませんでした。ドラマの流れを大まかに見ると、第1話ではカラス神父が疑われ、第2話では鳥類学者のジリ・パネクと変人のリチャード・フォートが疑われました。そして第3話では、ジリの弟のイアン・パネクと妻のソナ・パネク、部屋を貸してくれたクリーチが真犯人だったことが明らかになります。

 

 話は丁寧に進んでいき、捜査会議などでわかっていることが何度も復習できるので、展開はかなりクリア。ですが、カラス、ジリ、リチャード、さらにはDV夫のドゥーラなど、多くのレッドヘリング(偽の犯人)が用意されています。レッドヘリングはミステリーの基本ではありますが、ここまで大量に用意するのは珍しいでしょう。

 

 ミステリーとしてはそんなところですが、『殺人分析』の一番の見どころはマリーの活躍ぶりかもしれません。上司にもめげない女性で、堂々と取り調べを行う様はカッコいいですね。個人的には、マリーが大学でジリを尋問しているときの「またまた」と言っているときの、言い方と顔が最高です(笑)

 

『殺人分析』シーズン1まとめ

 以上、チェコドラマ『殺人分析』シーズン1の感想を書いてきました。総括するなら、ミステリーとしてはぼちぼち。でも、キャラが強いので、3時間強あっても飽きないです。軽く何か刑事ものの海外ドラマを見ようかなと思ったときには、ちょうど良いぐらいかもしれません。

 

 現在、『殺人分析』シーズン1~5はAmazon Prime Video(アマプラ)で配信中です。シーズン2のみ4話で、他は3話です。

 

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