海外ドラマパンチ

海外ドラマ最新情報・紹介・感想

中毒性MAX!ハマる麻薬犯罪系海外ドラマ7選

 日本では海賊王を目指す青年が主人公の漫画が国民的な人気を博していますが、アメリカでは麻薬王を目指すおじさんが主人公のドラマが人気です。そんな『ブレイキング・バッド』を始め、海外ドラマには麻薬犯罪を扱ったものが多く、高い人気と評価を集めている作品がいくつもあります。

 

 今回は、ハマる麻薬犯罪系海外ドラマを紹介していきます。一口に麻薬犯罪と言っても、ドラッグの製造をする話もあれば、流通・販売がメインの場合もあり、さらには資金洗浄を扱ったドラマもあります。7本すべて観れば、あなたも麻薬王になれるかもしれません。

 

 どんな商品でも、最初は生産から始まります。ドラッグについても例外ではありません。『スノーフォール』は、1980年代のロサンゼルスを中心に起こったコカインの大ブームを背景に、1人の青年が麻薬売買でのし上がっていく姿を描いています。このブームが起こったのは、従来のコカインとは異なるクラックコカインというものが誕生したからでした。『スノーフォール』では、クラックがまさに発明され、広まっていく過程をじっくり観ていくことができます。

『スノーフォール』(Disney+で配信中)

 高校の化学教師が余命残りわずかと告げられたことから、家族に遺産を残すために麻薬作りを始めるドラマ『ブレイキング・バッド』では、主人公が化学の知識を駆使して超高純度のメタンフェタミン(メス)を作ってしまいます。ドラマの中でメスの製法が事細かに説明されるわけではありませんが、メスの精製シーンは数多く登場することから、何となく雰囲気は掴めるかも?

『ブレイキング・バッド』(Netflixで配信中)

 『スノーフォール』と『ブレイキング・バッド』は、どちらも犯罪には不慣れな主人公が麻薬王を目指す物語です。もし将来の夢が麻薬王ならば、一度は観ておくべきドラマでしょう。彼らはどのようにして麻薬帝国を築き上げ、その過程で何を失うのか? これこそが麻薬犯罪系ドラマの醍醐味です。

 

 商品を生産したら、次は運ぶ必要があります。流通に関しても『ブレイキング・バッド』は、ユニークな方法を用いています。主人公ではありませんが、自らが経営するファストフードチェーンの販売網を隠れ蓑にして、周辺一帯の州に麻薬を供給している者がいます。賢い戦略です。

 

 一般的には、ドラッグはメキシコや中南米で生産されることが多いので、アメリカで販売するためには国境を超える必要があります。移動距離が長いので、いかにして捕まらないようにするかは重要な問題です。コロンビアで一大勢力を築き上げた麻薬王パブロ・エスコバルの実話に基づく『ナルコス』では、どのようにして世界中にドラッグを流通しているかが明かされます。

『ナルコス』(Netflixで配信中)

 エスコバルは、コロンビア国内では基本的に捕まる可能性がありません。なぜなら、ほとんどの警官や政治家はエスコバルから賄賂を受け取っており、受け取らない者は殺されるからです。エスコバルは、圧倒的な力でアメリカへの安定した供給を可能にしました。

 

 『ナルコス』では麻薬が飛行機でやってきますが、『THE WIRE/ザ・ワイヤー』では船でやってきます。麻薬組織と警察の攻防を5シーズンに渡って描いた『THE WIRE/ザ・ワイヤー』のシーズン2の舞台は港湾です。ドラッグが、アメリカにどのように入ってくるのかがわかります。

『THE WIRE/ザ・ワイヤー』(U-NEXTで配信中)

 『THE WIRE/ザ・ワイヤー』では、実際に消費者に届けるまでの小売りに関しても、非常にリアルに描いています。アメリカ国内に持ち込まれた商品は、売人たちによって市民の手に行き渡ります。警察にとって最も逮捕しやすいのがこの段階なので、安定して販売するために、売人たちは警察の目を欺くために様々な手を使っています。代金の受け取りと商品の受け渡しを同時に行ってはいけないというのは超基本。商品を無事に消費者のもとに届けるために、売人たちも工夫をしているのです。

 

 イギリスを舞台にしたドラマ『トップボーイ:サマーハウス』および『トップボーイ』でも、同様に売人たちのテクニックが描かれています。両作では、ともに子供の売人も登場しています。本当にドラッグの売買を撲滅したいなら、まずは子供たちが売人にならないようにする必要があります。『THE WIRE/ザ・ワイヤー』シーズン4では、この問題をさらに深掘りしています。

『トップボーイ』(Netflixで配信中)

 近年はストリートだけでなく、オンラインでもドラッグの売買が行われています。ドイツのドラマ『ドラッグ最速ネット販売マニュアル』は、独自にドラッグのオンライン販売を始める高校生が主人公になっています。実話が基になっているこのドラマは、犯罪に縁もゆかりもない素人が麻薬王になりたいなら、ぜひとも参考にするべきです。

『ドラッグ最速ネット販売マニュアル』(Netflixで配信中)

 生産→流通→小売が終われば手元にはお金が残りますが、そのお金をそのまま使うことはできません。捜査機関にお金の出元を辿られたら、麻薬売買をしていることが明らかになってしまうからです。そこで、資金洗浄(マネーロンダリング)をする必要があります。

 

 『オザークへようこそ』は、まさに資金洗浄をテーマにしたドラマです。主人公は会計士ですが、メキシコの麻薬カルテルの巨額な利益を洗浄しなければならない状況になってしまいます。『オザークへようこそ』では、あり余るほどの違法な金を、どうすれば合法な金に見せかけることができるのか、様々な方法を教えてくれます。普通、お金はあればあるほど嬉しいものですが、違法なお金があり過ぎても、むしろその処理に頭を悩ます羽目になります。

『オザークへようこそ』(Netflixで配信中)

 以上、麻薬ビジネスを扱った海外ドラマ7本を紹介してきました。この7本をすべて観れば、あなたも麻薬王になれるかもしれません。あるいは、その頃には麻薬王なんて夢は捨てたくなっているかもしれません。

 

psbr.hatenablog.com