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Apple TV+で最も人気のあるドラマベスト10【海外編&国内編】

 Apple TV+では、エミー賞受賞作の『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』を始め、ユニークなドラマが配信されています。しかし、実際にどのドラマがよく視聴されているのかはよくわかっていませんでした。それが、ついにわかりました。

 

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 2023年3月にアメリカのJustWatchが発表した内容によると、Apple TV+で最も視聴されたドラマのベスト10は以下の通り。

 

1位『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』

2位『セヴェランス』

3位『ザ・モーニングショー』

4位『ファウンデーション』

5位『See~暗闇の世界~』

6位『フォー・オール・マンカインド』

7位『ブラック・バード』

8位『ジェイコブを守るために』

9位『窓際のスパイ』

10位『サーヴァント ターナー家の子守』

参照記事:Here's the ranking of the most popular Apple TV+ shows in 2022

 

 ラインナップも順位も、私がなんとなく感じていたものと大体一致しています。だから、たぶん調査結果は正しいんだと思います。感覚に基づいて言っても仕方のないことではありますが......。名前の挙がった10本のドラマを簡単に紹介していきます。

 

1位『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』

 サッカーのことを何も知らないアメフトのコーチのテッド・ラッソが、イギリスのサッカーチームの監督に任命されてしまうが、持ち前のポジティブパワーでチームを変えていく。エミー賞作品賞(コメディ部門)2年連続受賞。

 

2位『セヴェランス』

 より良いワークライフバランスのため、職場の記憶と日常生活の記憶を分離させる技術が実現した近未来での出来事を描く。エミー賞作品賞(ドラマ部門)ノミネート。

関連記事:ドラマ『セヴェランス』シーズン1感想|ワーク・ライフ・バランスの究極の解決法 - 海外ドラマパンチ

 

3位『ザ・モーニングショー』

 朝の情報番組の現場での人間模様を描く。リース・ウィザースプーン&ジェニファー・アニストン主演。エミー賞作品賞(ドラマ部門)ノミネート。

 

4位『ファウンデーション』

 アイザック・アシモフの同名SF小説シリーズをドラマ化。銀河帝国が崩壊すると予言した研究者と若き数学の天才、銀河帝国の皇帝などを中心に壮大なスケールの物語が綴られる。

関連記事:Apple TV+ドラマ『ファウンデーション』シーズン1感想 - 海外ドラマパンチ

 

5位『See~暗闇の世界~』

 全人類が視覚を失った世界でのサバイバルが描かれる。ジェイソン・モモア主演。Apple TV+のオリジナルドラマの中で最も高額な製作費(1話あたり約1500万ドル)が掛かっている。

 

6位『フォー・オール・マンカインド』

 月面に初めて着陸したのがアメリカではなくソ連だったら、というもしもの世界での宇宙開発の歴史が描かれる。特にシーズン2最終話の評価は高く、2021年のベストドラマに挙げる人もいた。

関連記事:宇宙開発×冷戦×SFドラマ『フォー・オール・マンカインド』解説 - 海外ドラマパンチ

 

7位『ブラック・バード』

 刑期短縮と引き換えに収監中の殺人容疑者から自白を引き出す任務を課せられた囚人が主人公のリミテッドシリーズ部門。実話を基にデニス・ルヘインが脚本を執筆した。

 

8位『ジェイコブを守るために』

 息子が殺人容疑に掛けられた検事が主人公のリミテッドシリーズ。クリス・エヴァンス主演。

 

9位『窓際のスパイ』

 大失態をやらかしたために戦力外通告されたMI5の諜報員たちがイギリスの危機に立ち向かう。ゲイリー・オールドマン主演。

関連記事:Apple TV+『窓際のスパイ』シーズン1感想|落ちこぼれスパイ集団の下剋上? - 海外ドラマパンチ

 

10位『サーヴァント ターナー家の子守』

 ターナー夫妻は、赤ちゃんを見てもらうために子守を雇ったが、それから奇妙な出来事が立て続けに起こるようになる……。M・ナイト・シャマラン製作総指揮。

 

 

 このランキングは、主にアメリカの結果ですが、日本でのApple TV+の人気作品も気になったので独自に調べてみました。2023年3月19日時点で、Filmarksで各ドラマのシーズン1のマーク数を調べ、多い順に並べました。

 

1位『ザ・モーニングショー』779人

2位『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』756人

3位『パチンコ』662人

4位『セヴェランス』656人

5位『ブラック・バード』409人

6位『サーヴァント ターナー家の子守』400人

7位『窓際のスパイ』390人

8位『ジェイコブを守るために』373人

9位『ディキンスン~若き女性詩人の憂鬱~』300人

10位『フォー・オール・マンカインド』262人

 

 アメリカでは『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』が断トツの人気を得ていますが、日本では『ザ・モーニングショー』とほぼ並んでいます。とはいえ、海外のコメディドラマは、日本ではウケにくい傾向があるので、これでも十分納得の人気でしょう。

 

 アメリカではトップ10にも入っていなかった『パチンコ』が日本では3位にランクイン。在日コリアンの物語なのでアメリカよりも日本でよく視聴されるのは当然ですが、素晴らしい作品なのでもっと世界的に観られてほしいですね。

 

 一方、アメリカではそれぞれ4位と5位だった『ファウンデーション』と『See~暗黒の世界~』は、日本ではトップ10から外れています。SFドラマは、日本では意外と人気がないのでしょうか。代わりに、9位に『ディキンスン~若き女性詩人の憂鬱~』が入っています。

 

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