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AMCは名作海外ドラマの宝庫。『ブレイキング・バッド』『ウォーキング・デッド』のAMCを探る。

Amc logo 2013

 放送局を知れば海外ドラマはさらに面白くなる。ということで、今回は『ブレイキング・バッド』『ウォーキング・デッド』といった名作ドラマを、近年続々と生み出しているAMCに注目!

 

 

 

 

AMCとは

 AMCとは、アメリカの有料ケーブルテレビ局の一つです。主に、劇場公開された映画やオリジナルのドラマを放送しています。日本のスターチャンネルやWOWOWに近い感じですね。

 

 かつては、American Movie Classicsの略語としてAMCという名前を使っていたのですが、現在はオリジナルドラマにも力を入れているため、この正式名称は使われなくなっています。

 

 なお、AMCでは他局からドラマを買い付けて『ドクター・フー』や『キリング・イヴ』などの再放送も行っていますが、今回はAMCのオリジナルドラマに注目して特集していきます。

 

AMCドラマまとめ

 以下に、AMCのドラマのうち、日本で観ることができる作品をまとめました。Amazon Prime Video,hulu,Netflixで観られる作品については、それぞれ記してあります(配信終了している可能性もあります)。

 

『ウォーキング・デッド』Amazon,hulu Netflix

『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』Amazon

ブレイキング・バッド』Netflix

『ベター・コール・ソウル』Netflix

『ザ・テラー』Amazon

『ノスフェラトゥ』Amazon

別世界からのメッセージ』Amazon

『マッドメン』Amazon

『RUBICON 陰謀のクロスワード』

『キリング/26日間』(デンマークドラマ『THE KILLING』のリメイク)

『ホルト・アンド・キャッチ・ファイア 制御不能な夢と野心』hulu

『バッドランド~最強の戦士~』Amazon

『プリ―チャー』Amazon

『ロッジ49』Amazon

『華麗なるペテン師たち』(BBC Oneと共同)

『マクマフィア』(BBC Oneと共同)Amazon

『ナイトマネジャー』(BBC Oneと共同)Amazon

『ヒューマンズ』(チャンネル4と共同)hulu

 

  なお、現在AMCでは、トーク番組『トーキング・デッド』や『トーキング・ソウル』なども放送しています。前者は『ウォーキング・デッド』や『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』、後者は『ベター・コール・ソウル』のキャストやスタッフが出演し、各ドラマについて語っています。

 

AMCドラマの特長

 AMCは、”海外ドラマの帝王”ことHBOと同じく有料ケーブルテレビ局です。そのため、AMCの売りはメジャーネットワークには出来ない過激な描写です。AMCは、有料ケーブルテレビ局ということで、見る人もある程度限られるため、無料チャンネルでは出来ない過激なシーンを入れることが出来るのです。

 

  加えて、AMCはメジャーネットワークではなかなか挑戦出来ないジャンルに挑んでもいます。『ウォーキング・デッド』はゾンビというジャンルに挑み、大成功を収めていますが、他にも設定が独特な作品も多いです。このような作品は、視聴者に受け入れられるかどうかのリスクが大きいため、メジャーでは挑戦しにくいところですが、AMCはそんなジャンルにも果敢に挑んでいきます。そういった挑戦の中で、名作と言われるドラマが生まれてくるのですね。

 

 

 

おすすめAMCドラマ

『ブレイキング・バッド』

  批評家・視聴者から大絶賛を受け、史上最高のテレビドラマとも言われるのが、この『ブレイキング・バッド』。余命宣告をされた高校の化学教師が、家族に遺産を遺すために麻薬作りを始めるという、かなり過激なストーリーになっています。

 

 主人公ののウォルター・ホワイトは、見た目は普通の中年男性でありイケメンというわけではありません。しかし、『ブレイキング・バッド』を観ているとなぜか彼がカッコよく見えてきて、彼の魅力の虜になってしまうことでしょう。

 

 『ブレイキング・バッド』に登場する弁護士ソウル・グッドマンの前日譚を描いたスピンオフドラマ『ベター・コール・ソウル』も好評です。現在、AMCでは『ベター・コール・ソウル』シーズン5が放送中です。

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『ウォーキング・デッド』

 放送されるや否や全世界で人気を博し、AMCの実力を一躍広めたのが『ウォーキング・デッド』。それまでテレビドラマでは扱われてこなかったゾンビというジャンルに、圧倒的なスケールと質の高いストーリーで挑んだ作品です。

 

 ゾンビを扱った作品とは言っても、メインはゾンビによって荒廃した社会の中で生き抜く人々になります。先の読めない展開が多くの視聴者を魅了し、現在もアメリカでシーズン10が放送中です。スピンオフの『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』も好調です。

 

『プリーチャー』

 ここまでの2作品と比べると知名度は若干落ちますが、知る人ぞ知る名作がこの『プリーチャー』です。ある日、特殊能力を得た田舎町の牧師を主人公とする、アメコミ原作のドラマです。原作者は、2019年にAmazonでドラマ化された『ザ・ボーイズ』の原作も手掛けています。

 

 『プリ―チャー』の特長は、なんといってもその破天荒さ。ヴァイオレンス描写もかなりきつめな上に、天使や神といったものがほいほい出てきます(でも、キリスト教の知識は特になくても大丈夫です)。そんな中で、メインの3人のなんとも飄々とした感じは、クセになります。

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『ナイト・マネジャー』

 『ナイト・マネジャー』は、AMCとイギリスBBC Oneが共同で制作したスパイスリラードラマです。原作は、『裏切りのサーカス』や『ナイロビの蜂』で知られるスパイ小説の大家ジョン・ル・カレです。

 

 先の読めないスリリングな展開や、映画並みの美しく迫力のある映像などが高く評価されています。主演のトム・ヒドルストンに加え、オリビア・コールマン(『ブロードチャーチ』)、ヒュー・ローリー(『DR HOUSE』)、エリザベス・デビッキなど実力派俳優が多く出演しているところも注目です。

 

 なお、AMCとBBC Oneは『ナイト・マネジャー』シーズン2を制作するという発表があったのですが、2018年以降新たな情報はありません。

 

AMCまとめ

 アメリカのケーブルテレビ局AMCのドラマについて紹介してきました。AMCは、『ウォーキング・デッド』や『ブレイキング・バッド』など、近年のクオリティで勝負するテレビドラマの傾向に一役買ったと言って良いでしょう。

 

 実は、AMCがオリジナルドラマを作り始めたのは15年ほど前からであり、作っている本数もさほど多くありません。それでも、その中で非常に面白いものを作っているAMCの今後に、これからも目が離せません。

 

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